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【鎌倉三十三観音】極楽寺(江ノ電極楽寺駅下車、桜橋、極楽洞傍)
about 極楽寺
江ノ電・極楽寺駅の駅名ともなっているお寺・極楽寺は、桜橋を渡ってすぐのところに入り口があります。
1257年~1259年頃、鎌倉の深沢地域(旧深沢村だった、湘南モノレール(公式サイト)の沿線地区です)にあったとされる、阿弥陀如来像が安置された草堂(草ぶきの家)からその歴史が始まりました。
僧・忍性によって開山された”草ぶき”の極楽寺では、大々的な福祉事業が展開されたようですが、やがて1259年、鎌倉幕府の第二代執権・北条義時の次男・重時が、”極楽寺”を現在地に移転・再建し、開基します(参考:開山と創建(開基))。
信仰対象としてのお寺が作られた後、ほどなくそこにお寺としての実態が伴うことになった極楽寺は、かなり規模の大きいお寺だったようです(現在は本堂のみが残されています)。
極楽寺・境内手前
まっすぐ本堂に向かって伸びた参道の長さが、大寺院だったかつてを偲ばせますが、
現在、残念ながら境内は撮影禁止となっています。
境内には、かつて施薬院、悲田院で使われていた薬鉢が本堂前に置かれている他、北条時宗縁の桜の木が植えられています。
アクセス
開門時間は9時~16時30分です。