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【開港都市・新潟の風景/2021】荷揚げ場・石倉(旧新潟税関庁舎傍)

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【開港都市・新潟の風景/2021】荷揚げ場・石倉(旧新潟税関庁舎傍)

旧新潟税関庁舎と荷揚げ場、石倉(保税倉庫)

荷揚げ場

1869年(明治2年)に新潟運上所として竣工し、やがて1873年(明治6年)に新潟税関と名を変えた旧・新潟税関庁舎のすぐ傍(信濃川側)では、かつて船から貨物を揚げるための作業場や石段等が築かれていました。

現在の旧税関庁舎前では、発掘調査によって明らかになった当時の信濃川の川岸の様子が丸ごと復元される形で、川が作られると同時に、荷揚げ場の石段が積まれています(2005年(平成17年)より一般公開開始)。

石倉(保税倉庫)

前記した旧荷揚げ場や、旧税関庁舎の傍(信濃川に向かって左手)では、かつて新潟運上所や新潟税関の保税倉庫として使われていた石倉が復元されています。

ちなみに保税倉庫とは、通関手続き(参考:税関の仕事)待ちの貨物を保存するための倉庫です。

新潟運上所・新潟税関の保税倉庫としての初代・石倉は、昭和38年まで存続していたようですが、現存する石倉は、昭和57年に新築・復元されたものです。

右手前にある建物が石倉で、すぐ横を流れるのは”かつての信濃川”、奥に見えるのは二代目の新潟市役所庁舎のデザインを参考にして作られた建物を持つ、新潟市歴史博物館みなとぴあ公式サイト)です。

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石倉(保税倉庫)

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