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【秋の妙高・安曇野ドライブ旅 その1】関越道・赤城高原SAにて初車中泊
深夜スタートのドライブ旅
秋の妙高・安曇野まで。
昨年夏に18きっぷで旅したルートを逆から周る形で、ドライブして来ました。
今回は、いつもと違って深夜のスタート、車中泊を行程に含める形のドライブでしたということで、23区内を通過するルートを取ったにもかかわらず、割とすいすい進んでいけることが多かったです。
若干思い付き気味だった横浜スタートは23時過ぎ。
まずは深夜の首都高から、道中で車中泊予定の関越道を目指しました。
深夜の高坂SA
都内から埼玉に入って最初の休憩を取った高坂サービスエリア(NEXCO東日本ドラぷら “高坂SA下り“)の駐車場の様子は、完全に深夜モードでした。
パーキングに入って早々目を引かれたのは、恐らくはトイレ休憩中であろう、深夜の高速バスです。数年前、興味本位で深夜バスに初乗車したときのことを思い出しますが、その周囲でカーテンを閉めて長時間駐車している車は、ほぼ車中泊車でしょう。
渋滞ゼロ、気分良くすいすい走れた後でこういう風景を見てしまうと「夜のうちに出ておいた方が、気分良く進めることが多いのかな?」と、ドライブ旅のスタートのあり方を改めて考えさせられたりもします。もちろん朝発、昼発の通常のドライブ旅(参考:【ドライブto新潟】横浜-新潟(津南町)全行程まとめ)もいいものなのですが、高速を使った深夜発のドライブ旅にもまた違った魅力がありますからね。
深夜のサービスエリアで一番多く見かける車はやはり長距離移動の大型トラックですが、大型車から感じる圧迫感とは対照的に、SA全体はひっそりしています。
休日昼間であれば、店内はもとよりお店前の空間まで盛況なのが高坂SAで見慣れた風景ですが、
さすがに深夜は多くのお店が寝静まっていて、
雰囲気がそのまんま、夜中のSAです。
昼間の活気と比べたらさすがににぎやかさの面では見劣りしますが、
お店の一部は、深夜も営業中です。
深夜の赤城高原SA
その後AM2時30分過ぎ、車中泊地に選んだ赤城高原SA(NEXCO東日本ドラぷら “赤城高原SA下り“)に到着しました。
赤城高原SAは、高坂SAに比べると小さいSAです。どちらかというと高坂SAの方が車中泊に適していそうではあったのですが、起きた後のことを考えたら「ここまでは進んでおきたい」というポイントが赤城高原SAだったということで、先を急ぐ形で赤城高原まで進みました。
赤城高原SAと高坂SA、双方を比べるのであれば高坂SAの方が車中泊しやすそうには見えましたが、赤城高原SAは赤城高原SAで過ごしやすく、少なくとも今回の車中泊ではしっかり睡眠をとることが出来ました(参考:私見・車中泊)。
早朝の赤城高原SA
その後、「バタン、バタン」という、車のドアの開閉音が目覚ましになる形で目が覚めると、既に夜が明けていました。時間は朝の8時過ぎ。カーテンをめくると、車内に朝の陽が差し込んできます。
昨今の車中泊ブーム、ソロキャンプブームも納得の爽快な目覚めで、同時間帯に都内を抜けるプランと比較すると、旅気分の盛り上がりも段違いでした。前日夜は「やはり深夜独特の開放感は捨てがたい」なんて思ったりもしたのですが、車中泊最大の魅力は「目が覚めた時点ですでに旅が始まっていること」にあるのかもしれません。
下り関越道の進行方向正面(北方向)にあるのが谷川岳、左(西方向)に上信越高原、右(東方向)に尾瀬や日光の山々があります。
開店したてのSAのレストランでは、
山菜そばを頂きました。やっぱり山の傍まで来たら一度は山菜を食べたいです、ということで、とても美味しかったです。
谷川岳PA
朝食後、ほどなく赤城高原SAを出発し、新潟方面へと向かう道中。軽く紅葉がかった周囲の山々が綺麗だったのでということで、谷川岳PA(NEXCO東日本ドラぷら “谷川岳PA下り“)でも休憩を取りました。
レストラン・売店のすぐとなりにある「谷川の六年水」は、飲用に適した湧き水です。何を食べてもハズレがない、食べるもの食べるものみんな美味しいという新潟の食の原点にあるような水ですが、本当においしかったです。
結局この後、赤城高原SAの山菜そばだけだとちょっと量的に物足りなかったということで、谷川岳PAでもモツの煮込みをいただき、先を急ぐこととしました。
もちろん、もつ煮もとても美味しかったです。