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【開港都市・長崎の風景】グラバー通り(グラバー園、大浦天主堂傍)
観光地・長崎とグラバー通り
路面電車の大浦天主堂駅下車後、”元祖ちゃんぽん”の四海楼少し先から始まっているのが、長崎観光の公式サイトで”お土産通り”と紹介されているグラバー通りです(参考:長崎市公式観光サイト “グラバー通り“)。
大浦天主堂の駅前から南西方向、南山手町方面に向かって伸びています。
南山手町は、大浦天主堂駅前から北東方向に広がっている東山手町、さらには新地や唐人屋敷等のエリアと並んで、開国後に外国人居留地となった一帯ですね。
上り坂の起点には、前記したちゃんぽん発祥店・四海楼がある他、ボウリング発祥碑や国際電信発祥地の碑他が置かれているなど、今でも”居留地跡”然とした一角となっています。
通りの名は幕末期の日本で活躍したジャーディン・マセソン商会社員、武器商人のトーマス・ブレーク・グラバーさんの名を冠していますが、四海楼付近から大浦天主堂へと向かって伸びた坂道は”グラバー坂”とも呼ばれているようです。
当日はあいにくの天気だったのですが、”お土産通り”の通り名通り、道沿いには大小さまざまなお土産屋さんが並んでいることが分かります。ただし、ここでも(新地中華街同様に)月曜日定休のお店がボチボチあったように記憶しています。
お土産屋さんと共に食べ歩きのお店も軒を並べていて、修学旅行生の姿もかなり目立ちました。
坂道をまっすぐ上っていくと、やがて坂の上には大浦天主堂(公式サイト)が姿を現します。
グラバー通りは大浦天主堂の前から向かって右方向へと伸びて、グラバー園(公式サイト)の入り口へと通じています。
グラバー坂をある程度上ったところで後ろを振り返ると、長崎の港が視界に入って来ます。