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【弥彦温泉と新潟道の駅】新潟ふるさと村とパティオにいがた、日帰り温泉さくらの湯
新潟ふるさと村
新潟ふるさと村(公式サイト)は、新潟市中心部にあって、常設展示も施設の売りになっている道の駅です。
右側のアピール館は常設展示や企画展示コーナー、左側のバザール館は特大のお土産コーナーです。
駐車場も施設もともに大きく、高速道路の有名SAのデラックス版みたいな施設となっています。お土産コーナーには”常設朝市”のような趣があるので、地元の人も結構買いに来ているようでしたが、純粋にお土産を買って帰るにしても必要十分なボリュームがあります。
郷土史関連の常設展示ということでは、同じ新潟市の中心部には、新潟市歴史博物館みなとぴあ(公式サイト)もあります。みなとぴあでは豊富な郷土の歴史資料が常設展示されていますが、ふるさと村ではそのダイジェスト版のような展示が行われています。
アピール館
まずは早速アピール館の方に入ると、入り口左側には錦鯉のコーナーがありました。
新潟は”錦鯉発祥の地”(新潟県ホームページ “にいがたの錦鯉“)であるとされています。当時の国内最大震度を記録した、2004年の中越地震(国土交通省 “新潟県中越地震“)で被災地となった山古志村(公式サイト)が、発祥の地にあたります。
正面には大きなパネル、付近一帯には観光パンフレットが置かれていますが、
改めて見てみると新潟県は大きく、県内ほぼ全域に均等に見どころがあるようです。観光地として、県の全域でいいバランスが取れていることがわかります。
奥に常設展示コーナーが設置されています。先に三階まで登ってしまって、そこからスロープを降りてくる形で見学しました。
展示物には、方言パネルがあったり、新潟の歴史がパネル展示されていたりします。
横浜開港の後に開港された新潟港の記載もありますが、横浜をはじめとする他4港同様、海外由来の様々なものが流入したようです。
現在の第四(だいし)北越銀行のルーツである、第四銀行開業時の様子や、
信濃川にかけられた、その昔の萬代橋(にいがた観光ナビ “萬代橋“)の様子、
新潟にはじめて電気の灯がともった明治31年の様子等々、様々な写真や絵が展示されています。
やがて訪れる激動の昭和期には、
新潟でも、横浜・東京同様、戦後GHQによって接収された施設があるようです(写真は新潟市公会堂です)。
さらに時代を進んでいくと、上越新幹線の開業、懐かしの200系が取り上げられています。
この他にも、
かつての様子を表現した展示が、
それぞれの時代ごとに置かれています。
イメージの中にある雪国を再現したような展示や、
開国後、西洋文明の影響を受けた”和洋折衷時代”を思わせるもの、
その時代から、さらに現在に近づいた時代の様子等々。様々な街の表情が再現されていました。
バザール館
食がメインのエリアで、1Fがお土産エリア、2Fがレストラン街です。入り口付近では、結構色々と苗木を売っています。
アイスに好みのフルーツ三種を混ぜてソフトクリームにしてくれるという珍しいソフトクリームも、入り口に用意されています。
今回はパイナップル指定の後、「パイナップルに合うフルーツを見繕ってください」といって、ラズベリーとキウイを追加してもらいました。
フルーツソフトクリーム、さっぱりしててとても美味しかったです。
バザール館では、海産物を何点か買って帰りました。見て回るだけでもかなり楽しめると思います。
日帰り温泉 さくらの湯
この後、再び進路を弥彦方面にとって、日帰り温泉まで。
源泉100%のかけ流し温泉、さくらの湯(公式サイト)にて一休みしました。
やはり新型コロナウイルス感染症対策は徹底していて、フロントでの検温後の入場・入浴となります。夕方になると食堂が閉まってしまうので楽しみは半減しましたが、源泉かけ流しの温泉にゆっくり浸かってしばしの休憩は、至福の時でした。
パティオにいがた
この日最後に寄ったのが、道の駅・パティオ新潟(公式サイト)でした。到着が夕方だったため、レストラン等は既に閉まっていたのですが、道の駅自体は開いていました。
パティオ新潟では、道の駅の中でデイキャンプが出来るようです。
キャンプ場はかなりのスペースがありますが、事前予約が必要なようです。
弥彦からのルートだと、周辺には結構のどかな道が多かったですが、
再びのどかな道を走り、帰路の関越道を目指しました。
アクセス
道の駅・新潟ふるさと村
日帰り温泉 さくらの湯