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【港町の四季】秋晴れとイタリア山庭園(元町中華街駅、JR石川町駅最寄り)
イタリア山庭園へ
この日、日中の横浜は30度近くまで気温が上がり、夏日を思わせるような気候となったのですが、その前日まではぐずついた空模様の肌寒い日が続きました(参考:秋雨と港の見える丘公園(元町中華街駅最寄り、山手本通り沿い))。
外交官の家前
晴天時は外交官の家側入り口を少し入ると、木々の向こうに抜けるような青空を望むことが出来ますが、イタリア山庭園も港の見える丘公園同様に緑が多い公園で、
外交官の家の向かって右隣りでは、”イタリア山庭園名物”メタセコイアの並木道にも目を引かれます。
外交官の家側から庭園内に入ると、芝生の間に通された小径も木陰を作りつつ青空の下で映えていますが、
晴天を演出する”鱗雲風の雲が広がった青空”には、前日までの曇天とも併せて、長かった夏がゆっくり終わっていくのを実感させられます。
カフェのラウンジ席から
外交官の家の裏手に回ると、ブラフガーデンカフェ(公式サイト)のラウンジ席からみなとみらいのランドマークタワーが望めます。
イタリア風庭園にて
ブラフガーデンカフェ・外交官の家のすぐ目の前には、”イタリア式”に整備された庭園があります。ちなみにイタリア式庭園とは、長方形の敷地に左右対称の花壇を持ち、周辺風景をパノラマ式に楽しむことが出来る、花壇内に噴水などの人工物が設置されているという特徴を持つ庭園のことです。
イタリア山庭園の長所、特長には”雲一つない天気であれば富士山が見える”、という点があるのですが、残念ながらこの日富士山は雲の向こうに隠れていたため、「高台から望める風景」となっていました。でもそれはそれで悪くないですね。
庭園の西端からやや遠くに見えるのは、青空の下にあるブラフ18番館の赤茶色の屋根、
一方すぐ傍では、鱗雲風の雲の下、”イタリア式”庭園の個性である庭園内の噴水と外交官の家・ブラフガーデンカフェが、これから紅葉へと向かう緑の中で”夏の終わり・秋のはじまり”に包まれています。
ブラフ18番館前
外交官の家やイタリア式庭園の隣にあるのは、かつてカトリック山手教会の司祭館として使われていたというブラフ18番館です。
ブラフ18番館と、そのすぐ隣に位置するイチョウの木の間には、
はるか遠くにベイブリッジが望めるという、ちょっとしたフォトジェニックスポットが用意されています。
イタリア山庭園・ブラフ18番館側の毎年秋の風物詩として、もうまもなく(11月の中旬以降)訪れる一面の紅葉があるのですが、
外交官の家横にあるメタセコイアの並木道共々、今年もボチボチその季節が近づいてきました。
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