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【横浜山手西洋館のクリスマス2018】港の見える丘公園のクリスマス
山手111番館-エストニアのクリスマス-
山手111番館では、バルト三国・エストニア共和国のクリスマスがテーマとされています。
エストニアは、歴史的には北欧の国々のほかドイツ・ロシア・ポーランドとの繋がりが強く、冷戦期にはソ連に組み込まれていました。そのため北欧、東欧どちらの色も持つことが特徴の一つに挙げられますが、1991年の独立以降”ソ連”はタブーとなり、2004年にはNATO及びEUに加盟するなど、現在政治的には旧西側の陣営に属しています。⠀
首都タリンの旧市街地は、世界遺産にも認定されている数々の歴史的建造物が織りなす独特の風景から、しばしば”おとぎの国”などとも呼ばれていますが、外に飾るクリスマスツリーの元祖の国でもあることから、クリスマスシーズンの首都・タリンの旧市庁舎とラエコヤ広場では、ツリーを中心としたマーケットが名物になっています。⠀
エストニアの首都・タリンのクリスマスマーケットの様子を模した飾りつけや、
羊の親子がツリーを守るように置かれ・・・
石の中に描かれた猫or狐がそれを見つめている様子等々。
民族衣装や刺繍の伝統も有名なエストニアに因んで、
機織り機や衣装の展示、
クリスマスツリーです。
横浜市イギリス館のクリスマス
横浜市イギリス館では、英国のクリスマスがテーマとされています。
ホームパーティー色が強いイギリス館の飾りつけですが、英国では25日が祝日となるため、24日にクリスマスを迎えるための買い物を全て済ませておくという”備え”が一般的なもののようです。
25日は公共交通機関・施設は全てお休み、家族の他親戚一同も勢ぞろいしてクリスマスを楽しみ、午後からは一同揃ってエリザベス女王のスピーチを見る、という時間が柱となるようです。
25日は一族水入らずでゆっくりした後、
翌26日に町中で一斉にバーゲンセールが始まり、年末年始に向かっていくようです。
クリスマス後の一週間の時間がとても慌ただしく過ぎていくあたりは日本も似たり寄ったりですが、”クリスマスは家族で過ごす”といったイメージがとても強いクリスマスの過ごし方ですね。
アクセス・開館情報
山手111番館
開館時間:9:30~17:00(7月・8月のみ、~18:00)
休館日:毎月第二水曜日、年末年始(12/29~1/3)
イベント「世界のクリスマス」12/1~12/25
横浜市イギリス館
開館時間:9:30~17:00(7月・8月のみ、~18:00)
休館日:毎月第四水曜日、年末年始(12/29~1/3)
イベント「世界のクリスマス」12/1~12/25