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【横浜山手西洋館のクリスマス2022】港の見える丘公園のクリスマス

港の見える丘公園

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【横浜山手西洋館のクリスマス2022】港の見える丘公園のクリスマス

年の瀬の港の見える丘公園

いよいよ一年最後の月、12月が始まりました。

横浜山手の西洋館では、毎年恒例、世界のクリスマス2022(公式サイト)関連のイベントシーズンが幕を開けますということで、12月1日からクリスマス当日(25日)まで、8館の西洋館ではクリスマスモードの飾りつけが行われます。

 

山手111番館

山手111番館公式サイト)では、世界最古の共和国・サンマリノ共和国(西暦301年創設。外務省公式サイト基礎データ)のクリスマスが展示されています。

入ってすぐのところには、グッズコーナーも設置されていました。

今回の展示では、”平和と自由の国・サンマリノのクリスマスの希望”がテーマとされています。

国旗にも用いられている青と白を基調とした飾りつけが行われていたのですが、

さっぱり清楚なイメージと拡張高さが共存している雰囲気は魅力的です。

ちなみに、サンマリノ共和国の公用語はイタリア語で、宗教は国民の9割がカトリックを信仰しているようです。キリスト教のクリスマスでは、カトリック・プロテスタントを問わず、ホームパーティーで当日を祝う形式がスタンダードな形となっています。

余談として、サンマリノ共和国は欧州で初めて神社(サンマリノ神社。公式サイト)が作られた国(2014年6月22日建立)でもあるのですが、設立趣旨は「東日本大震災の犠牲者を追悼するため」だったとのことです。窮地で感じる愛情・友情ほど胸に染み入るものはありません。あの大災害からかれこれ10年以上が過ぎてしまいましたが、やはりこの手の話題は今でも日本人の琴線に触れるものがありますね(参考:”花は咲く“)。

 

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館公式サイト)では、毎年恒例、英国外務省公式サイト基礎データ)のクリスマスが展示されています。

英国では、現在無宗教の人の割合が増加傾向にあるようですが(参考:ロイター英調査、国教会信者の割合が過去最低に 過半数が無宗教と回答“)、宗教としてはキリスト教が多数派で、中でも国教会(プロテスタント)の信者が多いようです。

11月の上旬~中旬にかけて始まるクリスマスシーズンは、”本番”である12月25日を挟む形で、年を越して継続します。

イギリスでは皆で”家族的な”クリスマスを楽しむということが(他のキリスト教国同様に)主流とされていることからか、チャリティー活動が活発になることもまた、クリスマス期の特徴として挙げられることのようです(参考:UK Walkerイギリスのクリスマスの伝統“、TANKs Londonイギリスでのクリスマスの過ごし方は?“、ブリティッシュ英語  “イギリス人のクリスマスの過ごし方“)。

イギリスでもクリスマスは家族で祝う形の過ごし方が主流です、とはいえ、

横浜市イギリス館には、元々イギリス総領事公邸だった建物を横浜市が譲り受けた後”イギリス館”として再オープンしたという歴史があるため、館内の飾りつけも、時に規模の大きいパーティーを連想させます。

二階の奥にあるサンルーム風の小部屋にもクリスマス風の飾りつけが施されていますが、

同じ二階には、他にも立食パーティーを思わせる、小さいテーブルなども用意されている他、

メイン会場を思わせる、テーブルの飾りつけも用意されていました。

今となっては寂しい話題となってしまいますが、2022年9月に96歳で崩御されたエリザベス女王二世のコーナーも用意されていました。英国国歌”God save the Queen”は現在、”God save the King”となっていますが、謹んでお悔やみ申し上げます。

 

アクセス

山手111番館

 

横浜市イギリス館

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