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【港町の四季】雨のフランス山から山下公園へ
雨の元町
なんだかんだで今は梅雨ですということで、それでも晴天日があれば夏日もありますが、この先(6月19日現在)しばらくはどうも雨天の予報の方が多いようです。
晴れていれば晴れているに越したことはないのですが、梅雨時であれば雨の風景にもまた味わいがあるということで、元町中華街の駅前から山下公園まで、スマホカメラを片手に歩いてみました。
元町商店街の、元町プラザ前付近。晴天時に比べると人通りも少ないように感じますが、
件の外出自粛期間終了に併せて、人の流れも戻りつつある感じですね。ちなみにこの交差点の左側に伸びた道は、見尻坂につながっています。
フランス山入り口
元町中華街改札付近を通過して、フランス山の前から。この付近の人の流れは割といつも通りな感じですが、
フランス山地区の中に入ってみると、横浜ボウリング発祥の碑前や、
旧フランス領事館遺構前など、しっとり雨天モードです。
白いアジサイの向こうはバス通り=谷戸坂です。
フランス橋とポーリン橋
フランス橋を歩いて、山下公園方面へ。
正面に立つマリンタワーの横に映っているとんがり屋根の建物は、横浜人形の家です(公式サイト)。
最近では初音ミク展(横浜人形の家公式サイト “初音ミク フィギュア展“)を開催したり、オリジナルがバーチャルな人形もターゲットとなっています。
人形の家前には、青い目の人形”ポーリンちゃん”。
その昔、アメリカから日米友好を祈念して贈られた人形のうちの一体をモデルにしているようです。
レインコートを着て、長靴を履いているようにも見えるので、雨天でもばっちりですね。
緑がまぶしいというよりは、どこかうっそうと茂っている感じの山下公園通りの銀杏並木の様子が伝わってきますが、秋にはここが紅葉の並木道になるんですね。
雨の山下公園
山下公園内に入ると、
春には桜が満開だった一帯に、アジサイが咲き誇っています。
色的に、明月院を彷彿とさせるアジサイですね。
平地部分に降り立つと、大きな銀杏の木の周りにも、青い花がたくさん咲いています。
ここから公園の中心部・氷川丸方面へ。
どんよりとした雲が重く、雨模様だと華やかさに欠ける部分もありますが、それでもピークをやや過ぎたアジサイが花を添えています。
雨降りの上にコロナ騒動の余波もあってか、
「本日休業」みたいな静けさに包まれた山下公園。正面に見えるみなとみらい方面がややかすんでいますね。
ぼちぼち人影はありますが、
やはり晴天時に比べると雰囲気自体がまったりしています。
雨の横浜、まだまだ梅雨時真っ只中です。
山下公園通り、ニューグランド付近から。
ちなみにこの日は、横浜スタジアムでのプロ野球開幕ゲーム、vs広島戦の日でもありました。TV中継でもはっきり雨とわかる土砂降りがすごかったですが、伸びに伸びてしまった開幕でしたからね。結果は残念でしたが、シーズンはまだまだこれから!