横浜ハンマーヘッド
about ハンマーヘッド
19世紀半ばに東西二つの波止場で始まった横浜港は、貿易規模の急拡大と共に波止場や交易場の増改築を余儀なくされることになるのですが、そのような流れの中で1917(大正2)年に竣工したのが新港ふ頭、その新港ふ頭内・西側の突堤に作られたイギリス製大型クレーンの愛称が「ハンマーヘッド」です。
現在は同地にて、「食」をテーマとした商業施設「横浜ハンマーヘッド」と、宿泊施設「インターコンチネンタル横浜 Pier8」が一体となった複合施設が運営されています。
観光周遊バス「あかいくつ」と「ベイサイドブルー」には、「ハンマーヘッド」バス停が用意されています(※)。
参考
- 【みなとみらい線沿線さんぽ】近代横浜の始まり -横浜開港-
- 横浜ハンマーヘッド公式サイト
- インターコンチネンタル横浜 Pier8公式サイト
- 横浜市公式サイト “新港ふ頭“
- 【みなとみらい線沿線の移動手段】沿線を走る観光周遊バス・観光路線バス編(※)
施設内へ

施設内は、広々とした開放的な作りがベースとなっています。

二階の回廊部と一階フロアをつなぐ、フロア平面に対して斜めに作られたエスカレーターなども、

「開放感」が前提となっている分、さほど不自然感はありません。

内部には中区の地域放送局、マリンFMの三つのスタジオのうちの一つ、ハンマーヘッドスタジオもあります。
粋な「仕掛け」の一つですね。
レストラン街にはリピート需要が高そうなお店が固められたエリア(名物ラーメン店のみで構成された一画)があるほか、雑貨やお土産等を扱ったそれ以外のショップにも、見慣れた「ぱっと見」の中に物珍しさが光る魅力があるようには映ります。
今は既に赤レンガパーク→マリンウォーク→ハンマーヘッド→カップヌードルミュージアムパーク→女神橋→臨港パークと延々海沿いを歩ける道がオープンしていることも、付近への追い風となっている部分ですね。
参考
- マリンFM公式サイト
- 【日本大通り/象の鼻】象の鼻パーク(日本大通り駅最寄り、大さん橋傍)
- 【馬車道/新港ふ頭】赤レンガ倉庫・赤レンガパーク(新港ふ頭内)
- 【馬車道/新港ふ頭】MARINE & WALK YOKOHAMA(赤レンガパーク隣)
- 【みなとみらい線沿線さんぽ/2020春】カップヌードルミュージアムパークの桜
- 【馬車道/新港ふ頭】女神橋(ぷかりさん橋、カップヌードルミュージアムパーク間)
- 【さくら通り/臨海部】臨港パーク(パシフィコ横浜隣)
横浜港とハンマーヘッド
竣工間もない頃の新港ふ頭は貿易以外に客船の出入港でも活況を呈し、現在も赤レンガパーク内に遺構が残る横浜港駅が現役の鉄道駅だった頃は、東京ー横浜港駅間が40分で結ばれていたようです(※1)。
ハンマーヘッドは1970年代に現役を引退し、その後2018年には「我が国のクレーンによる荷役の先駆けとして、堅固な基礎により建設以来百年以上も使用され、横浜港の基礎を築いた」(※2)ことが評価され、土木学会奨励土木遺産に登録されました。
このことが大きな転機になる形で、同年商業施設としての工事が始まると、翌2019年に商業施設「横浜ハンマーヘッド」が竣工します。
参考
- 横浜ハンマーヘッド公式サイト “ヒストリー“(※1)
- 土木学会選奨土木遺産 “横浜港ハンマーヘッドクレーン“(※2)


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