関西圏(神戸)からみなとみらい線沿線への交通手段
この記事は、かつて神戸旅行時にまとめた「首都圏から関西圏へ」の逆バージョンです。
神戸・三宮(JR三ノ宮駅)スタートで、横浜(みなとみらい線沿線)を目指すルートをまとめました。
参考
陸路と空路
東海道・山陽新幹線利用
陸路最短はやはり東海道・山陽新幹線を用いた移動ですが、JR三ノ宮駅スタートの場合、まずは三ノ宮駅から新神戸駅まで移動する必要があります。
荷物が多い場合はきついかもしれませんが、三ノ宮駅・新神戸駅間は歩こうと思えば歩ける距離です、という前提の下、
- 神戸市営地下鉄の三宮駅から西神・山手線利用で一駅・約2分
JR三ノ宮駅から地下鉄三宮駅まで歩けば、三宮駅から新神戸駅まではあっという間です。
その後、新神戸駅から新横浜駅までの新幹線乗車時間が2時間20分から30分程度なので、「港町・神戸から港町・横浜への移動」であれば概ね3時間から4時間程度の移動時間で進める計算となりますが、移動時間を最優先で考える場合、やはり陸路では一番無難な選択ですね。
新横浜駅から先の乗り継ぎについては、別記事にまとめました(※)。よろしければご参照ください。
参考
- ジョルダン時刻表 “地下鉄三宮駅“
- 【東海道・山陽・九州新幹線からのアクセス】JR新横浜駅からみなとみらい線沿線へ(※)
神戸空港or大阪伊丹空港から、羽田空港へ
次に、空路での移動を考える場合。
三宮駅から神戸空港までは、ポートライナー一本(20分、340円)です。
「横浜→神戸」の場合とは逆転が起こりそうな場面でもありますが、三宮に土地勘がある場合、空港までの利便性が勝る形で、神戸空港から羽田空港へという移動もおすすめに上がります。
「首都圏ー関西圏」間を移動することを考えた場合、便数基準であれば圧倒的に「羽田ー伊丹」です。
伊丹から三宮までの移動にしても、リムジン一本で40分〜50分と、「空港からの距離」として捉えるのであれば、近からず、遠からず(近くはないにせよ、許容範囲)。
「関西圏に明るくないのであれば、どちらかといえば伊丹かな」と判断するところではあります。
その一方で、三宮に地の利があるのであれば「飛行機に乗るまで」により多くのお金と時間をかけるのはいかがなものかとなっても不思議はないところですが、この点、神戸空港からはMCCのスカイマーク便が1日およそ7〜9便運行されています。
MCCとは「ミドルコストキャリア」(中堅航空会社)のことで、LCC(ローコストキャリア=格安航空会社)並みの運賃でありながらも、手荷物預け無料や座席の広さなど、大手航空会社と遜色ないサービスを維持しているという長所を持っています。
同区間を結んでいる大手航空会社に比べて数千円〜一万円程度割安な上、機内設備は遜色ないという「お得」感もあることから一気に「おすすめ」に台頭する形ですが、「港町・神戸からの好アクセス」を優先するのであれば神戸空港が、「関西圏・首都圏間の好アクセス」を優先するのであれば大阪伊丹空港が、それぞれおすすめとなります。
羽田空港到着後のルートについては、別記事でまとめました(※)。よろしければご参照ください。
参考
- 神戸空港公式サイト
- スカイマーク公式サイト
- 神戸新交通公式サイト “路線図・駅情報“
- 大阪伊丹空港公式サイト
- ジョルダン時刻表 “神戸三宮駅〔空港連絡バス〕“
- みなとみらい線沿線・羽田空港間のアクセス(※)
東海道本線・中央本線利用(在来線経由、青春18きっぷ旅など)
新幹線や特急電車を使わず、普通列車のみを利用して移動する場合。
三ノ宮駅を朝8時ごろに出発したとしても、目的地まで最短ルートで直行するのであれば、JR横浜駅にはその日の夕方17時30分頃には到着できます。
「目的地まで普通電車・最短ルートで直行」、すなわち旧東海道本線を進む「普通列車縛り」をかけた移動では、上りルートの場合、「米原駅到着から先」が肝となります。
旧東海道本線を現在の路線名に変換すると、三ノ宮駅側から順に
- 神戸線・京都線・琵琶湖線・東海道線
と分割されているのですが、JR西日本管轄下にある「神戸線・京都線・琵琶湖線」パートがスムースに繋がっていることに対して、現在も路線が同一名称で結ばれている「東海道線」パート、つまりJR東海・東管轄下に進むと接続その他がやや複雑になります。
残念ながら現在東海道線で米原駅から首都圏までの直通電車は運行されていないため、いくつかの駅で乗り継いで進む形となるのですが、そもそも東海道線の管轄自体が熱海駅を境としてJR東海(米原側)とJR東日本(東京側)に分かれているので、このことも「事実上の路線分割」に拍車をかけているのでしょう。
「最長」の繋ぎ合わせで進む場合でも、
- 米原駅ー豊橋駅(JR東海)
- 豊橋駅ー浜松駅(JR東海)
- 浜松駅ー熱海駅(JR東海)
- 熱海駅ー横浜駅(JR東日本)
と、結構小刻みの乗り換えが要求されますが、
- 米原駅では日中は大垣駅行きが原則で、米原駅ー大垣駅ー豊橋駅と乗り継ぐ形が柱となります。
- 大垣駅では終日豊橋駅行きが中心に運行されていますが、一部名古屋駅行きや岡崎駅行きが含まれている点に注意が必要です。
- 豊橋駅発の普通電車は、終日浜松駅行き・始発が原則です。一部興津駅、掛川駅、三島駅行きが含まれますが、仮に興津駅、掛川駅、三島駅まで進めたとしても日中の普通電車は全て熱海駅(JR東海・東の境界駅)で一旦区切られるので、無理に「興津駅、掛川駅、三島駅」まで進むことを狙わず、「浜松駅からは、熱海駅行きの始発電車が多い」こととも合わせて、「豊橋駅ー浜松駅」「浜松駅ー熱海駅」という捉え方でも特に問題はないと思います。
- 浜松駅到着後は、熱海駅が次の目的地となります。熱海駅行きの始発電車が多く運行されてはいるのですが、そのほか静岡駅、掛川駅、興津駅、沼津駅、三島駅、島田駅等々を目的地とする電車も運行されています。それらを利用する場合、それぞれの駅から再び熱海駅を目指す形ですね。
- 熱海駅から先は、東海道線の管轄がJR東海からJR東日本へ変わります。熱海駅自体もJR東の管理駅であり、横浜・東京方面全ての便に乗車可能です。ちなみに、現在は熱海駅発のほぼ全ての便が上野東京ライン・湘南新宿ライン直通となっています。
ということで、仮に「乗り鉄旅」に興味がある場合。
「旧東海道本線を進む旅」は、普通に乗り継いで進むだけでもそこそこのボリューム感を味わえる旅となりそうですが、あとは「旧東海道」をベースとして敷設された東海道本線のどこで寄り道をするかという点も、旅の満足度に影響を与えそうですね。
このほか、太平洋岸ではなく本州山野部を通って「日本橋・京都」が結ばれた旧中山道経由のルート、つまり中央本線ルートを選択することもできるにはできますが、その場合は、まずは東海道線で米原駅から名古屋駅まで進んだあと、中央本線・中津川駅経由で塩尻駅を目指します。
「旧東海道本線」経由と同一ルートで名古屋駅まで出たあと(三ノ宮駅朝8時台発でも、お昼前には名古屋駅に到着可能です)、12時台に名古屋駅から塩尻駅に向けて出発すると、塩尻駅には夕方16時台着。
17時台に塩尻駅を出発するとしても、最終的にその日のうちに横浜線経由で横浜駅へ到着できます。
裏技として、塩尻駅からは18時台・20時台に新宿駅行きの特急電車が出ているので、これに乗ってしまえばあとは新宿駅にて湘南新宿ラインへ乗り継ぐことによって、塩尻駅から乗り換え一回で横浜駅へ。
やや時間がかかる感は否めませんが、こちらのルートでも同日中の移動が可能となります。
参考
- ジョルダン時刻表 “三ノ宮駅“、”米原駅“、”大垣駅“、”豊橋駅“、”浜松駅“、”熱海駅“、”名古屋駅“、”中津川駅“、”塩尻駅“
- 【JRグループのお得切符】春・夏・冬休みの定番チケット、青春18きっぷ
高速バスで
神戸(三ノ宮)の高速バスの拠点は、JR三ノ宮駅近くのバスターミナルです。
複合商業施設・ミント神戸1Fに造られた三ノ宮高速バスターミナルの他、
神姫バス神戸三宮BT、
PMPTビルと、複数箇所バス停が用意されているので、乗り場には要注意です。
20時前後に三宮を出発後、横浜到着は翌朝5〜6時台となる便が中心で、運賃は最安で3000円台、4000円〜8000円くらいの価格帯を中心として、繁忙期には1万円前後が相場となっています。
新幹線よりは明らかに安く、対抗馬として青春18きっぷがあげられそうではありますが、徒に「激安」運賃のみを求めてしまうと余計な疲れをためかねないので、バスの設備についてもあらかじめ乗車前に確認しておくことをお勧めします(※)。
参考
- ミント神戸公式サイト “フロアガイド“
- 西日本ジェイアールバス公式サイト “三宮バスターミナル“
- 神姫バス公式サイト “神姫バス神戸三宮バスターミナル“
- 高速バスドットコム “高速バス待合所|PMPTビル“
- バス比較ナビ、トラベルコ
- YCAT公式サイト
- 【旅プラン】高速バス旅・新幹線旅・ドライブ旅、移動手段の比較(※)
自家用車・レンタカーで
(注:以下、ほぼ【旅プラン/陸路・空路・海路】横浜(首都圏)から神戸(関西圏)への交通手段と同内容です)
このほかに、自家用車やレンタカーでの移動についてもできなくはありませんが、やはり移動距離が移動距離なだけに、時間も費用もそれなりにかさみます。
神戸・横浜間を約500キロ、ガソリンはリッター160円、燃費は20キロ/1リットル、タンクの容量を50リットルとして単純計算すると、ガソリン代だけで約4000円かかってしまう、なおかつ満タンで出発しても半分近く減る(大体往復で一回タンクが空になるので、道中で「満タン分の容量を補給する」給油が必要となる)計算です。
もちろん燃費やタンクの容量によっても変わって来るので、燃費が(20キロ/1リットルに比べて)悪い場合や、タンクの容量が小さい場合(例えば軽などの場合)にはこれ以上に費用がかさみますし、反対に「より燃費が良く、タンクの容量が大きい」場合にはもっと楽に進むことが期待できます。
いずれにしてもこの時点で結構な長旅になることは必須なのですが、あらかじめルートを把握しておく必要があることに加えて、下道で進まない場合には高速運賃が加算される点も無視できません。
神戸・三宮から横浜中心部を目指す場合、利用区間や経路にもよりますが、ETC利用で概ね10000円~14000円程度です。
時間的には概ね数時間程度で完走できるようですが、費用についてはガス代を含めた総額で片道一万数千円~二万円程度かかるということで、実は新幹線に乗車するのとほぼ同程度の結構贅沢な旅となります。
新横浜・新神戸間の自由席・指定席で14000~15000円、グリーン車で19000円~20000円、ともするとグリーン車移動にも手が届いてしまう計算ですが、実はこの旅がダントツでお勧めとなるケースが存在します。
全員が運転免許証を持っていて、かつ誰かが車を持っている仲間内4~5人での割り勘旅であれば、多めに見積もっても一人当たり4000~5000円程度、深夜バスを上回るリーズナブルな移動が可能となります。
横浜・神戸間を船旅で
(注:以下、ほぼ【旅プラン/陸路・空路・海路】横浜(首都圏)から神戸(関西圏)への交通手段と同内容です)
以上のほか、ちょっと(?)リッチな移動手段として、横浜-神戸間には優雅に海路を行く船旅という選択肢も用意されています。
例えば「飛鳥Ⅱが横浜港・神戸港を海路で結ぶ」というようなこともありますが、その場合、概ね季節あたりに1~2便、一日で渡航できるであろう距離に3日間をかけて進むという船旅をとことん楽しむクルーズとして設定されています。
旅の質や捉え方自体、陸路・空路とはやや(?)異なる趣を持っているのが伝わりますね。
参考

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