【冬の終わりの札幌へ】全行程記事まとめ(大洗まで、フェリー乗船、札幌観光)

東北/北海道
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冬の終わりの札幌へ

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2020年から2021年にかけてといえば、未だ“コロナ禍”真っ只中にあっても、やや対応策が定着してきたような時期でした。

「町中から人が消え、先の対応にしても暗中模索が続いていた」という初期のかなりピリついた状態からやや落ち着きが見えて来たような、それでもまだ”コロナ禍”にあったといえるような状況下。

最低限のことさえ守れていれば逆に快適な観光が出来るのではないか、というような部分が見えてきた時期でもあったように感じたということで、「久しぶりに札幌に行ってみようか」となりました。

当時はどこに行っても(時にガラガラに近いレベルで)空いていた、“三密回避”が必須ということでどのスポットでも“ソーシャル・ディスタンス”確保が徹底されたことから極めて快適な観光が楽しめた、なおかつ料金も原則として格安だったということで、偽らざる本音としては「対応策さえ固まってきたのであれば、むしろここで臆するだけ損じゃないか」みたいな感じだったでしょうか。

後から振り返ってみればそうとも見えてくる部分として、”コロナ禍後半”は異常にフットワークが軽かった時期でもあったんですよね 笑。

北海道はかつて00年代にしばしば訪問していた地でもあったということで(00年代の札幌00年代の函館)、少々懐かしい気分になりながらの訪問でもあったのですが、そこに初めての大洗発のフェリー乗船も含んでいたということで、中々楽しい旅行となりました。

(一部、2025.10.22追記)

往路のフェリー旅

横浜から北海道への交通手段(空路、ドライブ、鉄道、フェリー)

横浜から北海道へのルートでは、

という、およそ4通りの手段が考えられますが、今回の旅行では船旅を選択することとしました。

横浜から北海道への交通手段(空路、ドライブ、鉄道、フェリー)へ

”ガルパン”の街、大洗へ

苫小牧行きフェリーの港がある茨城の大洗は、アニメ・ガールズ&パンツァーの街として有名なところです。

創作作品の世界でモデルとされた舞台=大洗が”聖地探訪”の目的地になったという経緯から、特に”ガルパン”ファンにとっての観光需要の高いエリアとなっています。

”ガルパン”の街、大洗へ

大洗マリンタワーとガルパン喫茶

大洗駅に到着後、一旦タクシーでフェリー乗り場まで出て乗船手続きを済ませた後、フェリー乗り場から徒歩で大洗マリンタワーを目指すことにしました。

大洗マリンタワーとガルパン喫茶

さんふらわあ号乗船

大洗からの出航時間に合わせて、深夜は閉鎖される展望デッキへ出てみました。

フェリーはここから一晩がかりで、北海道・苫小牧港を目指します。

さんふらわあ号乗船

苫小牧港から札幌へ

東北地方の太平洋岸を一晩かけて淡々と進んでいたさんふらわあ号は、翌日午後に苫小牧港着。

初めてのさんふらわあ号での時間を楽しんだ後は、一路札幌へと向かいました。

苫小牧港から札幌へ

冬の終わりの札幌にて

すすきの界隈から時計台まで

札幌着後、宿泊先のホテルにチェックインした後は札幌での夕食後ホテルでゆっくりし、翌日は朝から久しぶりの札幌街歩きを楽しみました。

すすきの界隈から時計台へ

札幌市時計台

札幌市時計台(公式サイト)は、現在の北海道大学の前身である札幌農学校の演舞場・中央講堂・研究室等として、現在地より100メートルほど北側に作られました。

この建物に時計塔が設置されたのは、現在地への移転前である1881(明治14)年の話です。

札幌市時計台(札幌市役所前、大通公園傍)

冬の終わりの中島公園

中島公園(公式サイト)は、すすきのエリアのすぐ隣に位置する大きい公園です。

札幌の表通りを歩いている分には、もうほぼ冬は終わったんだなと感じさせられる風景の方が多かったのですが、公園内部の風景はまだまだ春とは少し距離があるものでした。

冬の終わりの中島公園

中島公園・豊平館

中島公園公式サイト)内にある西洋館・豊平館ほうへいかん公式サイト)は、かつて開拓使が建てたという、国内最古の現存木造ホテルです。

戦前のホテル時代はしばしば天皇陛下の行在所ともなったようですが、時計台と共に旧帝国陸軍に軍事利用された戦中、および占領軍に接収された終戦直後の混乱期を経て、現在は札幌市の有形文化財、および国の重要文化財に指定されています。

中島公園・豊平館

狸小路商店街

狸小路商店街(公式サイト)は、2021年(令和3年)現在、150年近い歴史を持つ北海道最古の商店街の一つです。明治2年(1872年)ごろから現在の狸小路界隈にぼちぼち商家が並び始め、明治4年ごろから一帯が「狸小路」と呼ばれるようになりました(狸小路商店街公式サイト “狸小路商店街の歴史“より)

歩いているだけでも楽しい商店街で、実用品からエンタメまで、割となんでも揃っています。

狸小路商店街(北海道最古の商店街)

観光タクシーで札幌観光 -札幌オリンピックミュージアム-

道庁に寄って記念写真を撮った後、即大倉山・札幌オリンピックミュージアム(公式サイト)へ。

平成29年(2017年)に”札幌オリンピックミュージアム”としてリニューアルオープンしたようです。

観光タクシーで札幌観光 -札幌オリンピックミュージアム-

観光タクシーで札幌観光 -札幌市資料館(旧札幌控訴院)-

控訴院は旧憲法(明治憲法)下の裁判所で、現在の法制度でいうところの高裁=高等裁判所にあたります。

2020年には国の重要文化財に指定された建物は、現在は札幌市資料館としても使われています(札幌市資料館公式サイト “札幌市資料館について“)。

観光タクシーで札幌観光 -札幌市資料館(旧札幌控訴院)-

旅行中の主な札幌グルメ その1 -スープカレーとジンギスカン-

札幌着後、帰りのフェリーに乗船するまでの間に食べた、美味しかったものをいくつかピックアップしました。

まずは札幌に行くと必ず食べるという定番、スープカレーとジンギスカンからです。

札幌グルメ その1 -スープカレーとジンギスカン-

旅行中の主な札幌グルメ その2 -札幌ラーメンとジンギスカン-

札幌ラーメンのお店にも何軒か入った後で、改めてジンギスカンのお店にも入ってみました。

札幌グルメ その2 -札幌ラーメンとジンギスカン-

旅行中の主な札幌グルメ その3 -ソフトクリームと自炊ご飯-

ソフトクリームの人気店と、自炊可能なホテルでの自炊ご飯についてまとめました。

札幌グルメ その3 -ソフトクリームと自炊ご飯-

エピローグ -札幌発、苫小牧経由で大洗まで-

タクシー観光(札幌オリンピックミュージアム札幌市資料館(旧札幌控訴院))終了後、苫小牧港へ。

船中での一泊を経て、帰路につくまでの行程をまとめました。

エピローグ -札幌発、苫小牧経由で大洗まで-

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