駒形神社傍の石仏群
元々は駒形神社の境内にあったという芦川の石仏群は、その大半が「箱根宿の宿民が巡礼成就の記念として建立したものである」(国交省関東地方整備局 横浜国道事務所 “東海道への誘い 箱根宿“)ということで、
現在も、駒形神社から歩いてすぐのところにあります。
ここから三島宿方面に向かう形で伸びているのが旧東海道です。
現・県道737号線の延長線上に置かれた石仏群横から、
まっすぐ三島方向に向かって、旧東海道・石畳の坂道が伸びています。
横浜山手の”ブラフ講”(桜道沿い、元町公園内)のような溝と並行して進む“石畳の旧街道”は、この先向坂、釜石坂、風越坂、挟石坂へと進み、挟石坂の先で国道一号線へと合流します。
入り口には「史跡 箱根旧街道」の碑が建てられていますが、
“石仏群”一帯は、畑宿の一里塚から続く旧東海道の道中にあたります。