【秋の箱根泊2021/その22】箱根旧街道杉並木(箱根旧街道の坂道と史跡)

南関東/静岡・山梨
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芦ノ湖畔の旧街道

入り口付近と石碑

箱根の山中を抜けて芦ノ湖畔へ到達した旧東海道は、葭原久保よしわらくぼの一里塚跡より先、杉並木の道となります。

旧街道に由来する杉並木であることを歩行者に伝える、

大小二つの石碑が置かれ、

三島方面へ向かって伸びています。

杉並木と旧街道

箱根の山を超えてこの杉並木に到達した場合は、若干の”ボーナスステージ”味が感じられるかもしれません。

平地に通されたなだらかな道、杉並木の風情と、すぐ横に臨める芦ノ湖等々。

険しい山道を抜けた後の心身に優しい、どこか穏やかな旅情に満ちているんですね。

元々箱根の杉並木は、旧街道時代、

「街道を歩く旅人のための木陰を作ろう」という幕府の発想によって作られたようです。

今この杉並木を歩いたとしても、当時の旅人たちが感じたであろうありがたみのほどについて、そこはかとなく感じ取れるようにも思えますが、

道中には”箱根旧街道杉並木”の案内板も置かれています。

他には戦没者慰霊碑なども設置されていますが、

恩賜箱根公園(公式サイト)の駐車場傍で、国道一号線に合流します。

この後、国道一号線沿いを箱根町港方面へと歩いて駒形神社芦川の石仏群傍へ向かうのが旧東海道ルートで、芦川の石仏群の先は、接待茶屋の一里塚(静岡)方面へと続きます。

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