【秋の箱根泊2021/その13】箱根町港から海賊船へ乗船 -一般船室編-

南関東/静岡・山梨
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箱根海賊船、一般船室へ

芦ノ湖と海賊船

旧街道・1号線きっぷ“を利用した箱根詣ででは中々その機会がなかったのですが、箱根フリーパスを所持していれば海賊船には無料で乗り放題ですということで、今回は芦ノ湖一周コースで乗船しました。

ルートは、箱根町港→元箱根港→桃源台港→箱根町港です。

箱根町港にて -駅伝の聖地と海賊船乗り場-

箱根町港界隈は、付近に箱根駅伝のゴールがあることから箱根駅伝の聖地となっています。

湖のほとりにもいくつか碑が作られているのですが、

同時に、”箱根海賊船”(芦ノ湖遊覧船。箱根ナビ公式サイト)の乗り場がある港にもなっています。

正面で映える富士山がどこか”駅伝本戦のお正月”を思わせますが、凪いだ湖面と海賊船の向こうに対岸の山影がスッキリ見渡せるあたり、晴れた日ならではの風景ですね。

乗船開始

好天に恵まれたこともあってか、海賊船に乗るための列は割と早い時間から出来ていたようです。

出航のおよそ5分程度前から乗船開始となったので、早速海賊船へ。

二隻並んでいるうちの、左側の船に乗船しました。

乗船開始後ほどなく箱根町港を出航した海賊船は、まずは元箱根港を目指して進みます。

海賊船、スタート

芦ノ湖上からの風景

芦ノ湖遊覧船である海賊船の魅力は、

遊覧船である以上、いうまでもなくまずは湖上にいることそれ自体を楽しめる点にありますが、

特に晴天日の芦ノ湖であれば、湖の向こうに望める富士山も外せません。

そこに箱根の山々があったとしても、やはり存在感はピカイチですね。

そんな気分を汲み取ってくれるかのように、箱根町港出航後しばらくの間、海賊船は富士山に向かって進みます。

元箱根港にて

箱根町港を出港後、次の寄港先である元箱根港までは割とすぐです。

箱根町港・元箱根港間は徒歩でも歩けない距離ではないので、ゆっくり遊覧するのを期待していると割とあっという間だったりもします。

ただし元箱根港を出た後桃源台港までの航路では、南北に長い芦ノ湖の長辺を進む形のルートを取るため、少し長めの乗船が期待出来ます。

桃源台港へ

芦ノ湖畔にある”平和の鳥居”は、現在の上皇陛下の立太子礼(皇太子継承者が皇太子であることを宣言する儀式です)と日本の独立、さらにはサンフランシスコ講和条約締結を記念して、1952年(昭和27年)に建てられました(立太子礼について、参考:宮内庁HP “ご大喪・ご即位・ご結婚などの行事“)。

命名の由来は、箱根大神御鎮座1200年と東京オリンピック開催を奉祝記念し、1964年(昭和39年)に吉田茂元首相揮毫の”平和”の扁額が掲げられたことにあります(参考:箱根町観光協会公式サイト芦ノ湖に映える朱色の鳥居“)。

その他、海賊船に手を振ってくれる人が案外多いという、釣りを楽しむ人やボートを楽しむ人を多く目にしたり、

芦ノ湖畔の紅葉に目を奪われたり等々。

所々にみどころがあるので、延々デッキに出ていたとしても退屈しない時間が続きますが、

もちろん、船室も用意されています。

一般船室の様子は、船窓から望める景色を含め、線室内の構造や、窓の広さなど、

ごくごく普通の遊覧船といった感じですが、海賊船には一般船室の他、もう少し見栄えのいい風景が楽しめる特別船室が用意されています。

(”【富士箱根の四季】海賊船乗船 -特別船室編-“に続く)

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