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【横浜観光FAQ/グルメ・さんぽ】開港道(中華街東門傍から大さん橋通り方面へ)
about 開港道
中華街東門付近
開港道は、横浜中華街(公式サイト)の東門(朝陽門)から加賀町警察署北交差点まで続く、中華街の北端に通された通りです。
加賀町警察署北交差点から先は、道なりに横浜スタジアム横に通された大さん橋通りを経て、大さん橋通りの一本西隣に通された日本大通りへと一本で通じています。
中華街の東門=朝陽門すぐ傍では、中華街のメインストリートである中華街大通りへの分岐を持っていますが(進行方向左が中華街大通り、右が開港道です)、
ほぼ入り口すぐのところには、中華街大通りへのルートに沿うように、
温故知新を意味する”繼往開來“の碑が置かれています。
ローズホテル前
“開港道って、どういう道?“という漠然とした疑問を横浜観光的な目線から捉えた時、”道沿いにローズホテル(公式サイト)がある道です“という解答を用意することが出来そうですが、
そのローズホテル前は、羽田・成田両空港との間を結ぶリムジンや、YCAT行きのリムジン、さらには観光周遊バス・あかいくつ号のバス停が置かれているという、一大交通拠点となっています(参考:みなとみらい線沿線・羽田空港間のアクセス)。
このことが示唆していると捉えることも出来ますが、開港道は中華街と外部を結び付けるエリアとして機能している側面があります。
中華街の北端から、中華街の内部へ
開港道の持つ地理的な特徴として”中華街の内部への分岐を持つ、中華街の端に通された通りだ”という点を挙げることが出来ますが、東門傍で中華街大通りとの分岐を持つエリアから始まった道は、道沿いにさらにいくつかの分岐を持っています。
四川料理の福満園(公式サイト)の両サイドに分かれた道は、進行方向右側が開港道、左側が広東道です。
広東道は、中華街大通りの北側、開港道の南側で、東西に延びた道です。
広東道をまっすぐ進んで行くと加賀町警察署に突き当たる形で長安道に合流しますが、長安道は中華街の中心付近の西側で南北に伸びた道で、道沿いには中華街大通りの善隣門、関帝廟通りの地久門等があります。
開港道、広東道の分岐手前で左側に通された道は、中華街大通りの先で市場通りへと繋がっていく、北京小路です。
北京小路は市場通りと一本の道になっているので、ここから道なりにひたすらまっすぐ歩いていくと、市場通り橋、元町商店街、汐汲坂、箕輪坂を経て、最終的に本牧通りへと抜けることが出来ます。
大型パーキングと、中山路への分岐
東門付近からしばらく歩いていくと中華街パーキング(公式サイト)があります。普通車500台の他、バスや大型乗用車にも対応していますが、”開港道=交通拠点”を思わせる施設で、
入り口がちょっとおしゃれなのもポイントですね。
“中華街の外部と中華街とをつなぐ拠点”的な意味では、佐川急便やヤマト運輸の事務所があるのも、開港通り沿いの中華街パーキング付近です。
中華街パーキング付近は、開港道の一本隣に広東道が通されているということがわかるような作りになっているほか、
中山路への分岐も作られています。
お店の看板がたくさん並んでいるその上の方に見えているとんがり屋根は、カトリック山手教会の聖堂の屋根です。北京小路や市場通り、さらには中山路が、どの方向に伸びているのかということが直感で理解できるような風景ですね。
加賀町警察署北交差点付近
開港道のもう一方の端点は、加賀町警察北交差点です。”開港道”然としているといえばそういう雰囲気を持っている一帯で、”あかいくつ号”などもこの交差点から中華街へ入って来ます。
交差点沿いの歩道には、大まかな方向を記した道しるべが置かれています。
この先を直進するとまずは横浜公園・横浜スタジアム横に通された大さん橋通りへ、さらに直進すると日本大通りと交差しますが、
この交差点の横断歩道を歩いた少し先(向かって左側の歩道上)には、どこか元町公園前の白い電話ボックス、あるいは馬車道十番館前のグレーの電話ボックスを思わせるような、レトロな公衆電話が置かれています。