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東京駅からみなとみらい線沿線へのアクセス(東海道線、京浜東北線、横須賀線)
東京駅起点の”横浜行き”
東京駅まで
かつて首都圏の一大ターミナルだった上野駅の役割は、現在ほぼ東京駅(JR公式サイト)へと移っています。
そのため、特に北日本・北関東・北陸エリアから鉄道でみなとみらい線沿線を目指す場合(東海道新幹線利用の場合であれば、新横浜乗り換えが便利です)、まずは北海道、東北、秋田、山形、上越、北陸各新幹線の他、高崎線、宇都宮線、常磐線などを利用して東京駅を目指し、引き続き横浜駅を目指すという行程がスタンダードです(逆に”横浜から”であれば、経路的にまずは東京駅を目指し、後に既述の各路線等を使って目的地を目指すことになります)。
東京駅から
東京駅から先、横浜駅/みなとみらい線沿線方面への推奨路線は東海道線(上野東京ライン)、京浜東北線、横須賀線の三路線です(東京駅・品川駅間では山手線の利用も可能です。後述)。上野東京ライン(ジョルダン路線図)については東京駅から先で東海道線に乗り入れているため、東京駅での下車は不要です。
東海道線、京浜東北線、横須賀線
路線名 | 所要時間 | 途中停車駅 |
東海道線 | 約29分 | 新橋–品川-川崎 |
京浜東北線 | 約47分(日中の快速運転で約42分) | 有楽町–新橋–浜松町–田町–高輪ゲートウェイ–品川-大井町-大森-蒲田-川崎-鶴見-新子安-東神奈川 |
横須賀線 | 約33分 | 新橋-品川-西大井-武蔵小杉-新川崎 |
表中路線名リンクは、ジョルダンの東京駅発時刻表です(表中の太字駅は、山手線並走区間の駅です)。
東海道線は東京・横浜間を快速運転してくれますが、同区間で東海道線と並走し、各駅停車してくれるのが京浜東北線です。
大宮駅(さいたま市)・大船駅(横浜市/鎌倉市)間が一本で結ばれている路線は京浜東北・根岸線などと呼ばれたりもしますが、その場合、”京浜東北線”は大宮駅・横浜駅間、”根岸線”は横浜駅・大船駅間の名称です。
京浜東北線の停車駅は東海道線よりはるかに多いですが、運行本数もわずかながら多いので、多少時間がかかってもいい場合には東海道線の次の選択肢となります。
紛らわしいのが、”準・快速運転”してくれる横須賀線です。
何ゆえに「準快速運転してくれる電車が各駅停車運転の電車にお勧め度で劣るのか」といえば、横須賀線は東海道線や京浜東北線に比べて営業本数自体が少なく、コース自体も異なる他、致命的な難点としてホームが東京駅の地下5階にあることが挙げられます。
これらの条件をすべて考慮に入れた場合、例えば京浜東北線に対して生じる10分~15分程度の時間的なメリットに、果してどの程度のお得感があるのだろうか、となってしまうんですね。
余談的な話として、京浜東北線の不通時には、東京駅・品川駅間で山手線を代替利用することも可能です。
“山手線を京浜東北線の代わりに使える”という知識は、例えば”東京駅・品川駅間のどこかの駅を起点とした時に、不幸にも京浜東北線が不通となった、さて、京浜東北線無しで品川駅もしくは東京駅を目指すにはどうしたらいいだろうか”というような状況に陥った場合に有用となります。
イチ押しは東海道線、次点で京浜東北線
以上から、東京駅から横浜駅(みなとみらい線沿線)方面へのルートを考える場合、実質一択というイチ押しは東海道線、次点で京浜東北線か横須賀線がお勧めに上がりますが、こと”東京駅から横浜駅を目指す”場合の経路としては、京浜東北線や横須賀線は東海道線が不通もしくは遅延している場合の代替路線として捉えておくと、移動がスムースに進みます。