小旅行の後で
旅の終わりに”地元”を感じさせられる瞬間はまた、旅行気分の終わりの始まりでもあります。
早朝の日本大通り経由・関内駅発となったこの日の小旅行でも(※)、ちょうど日付変わり直後くらいの時間帯に、そんな瞬間を味わうこととなりました。

写真は間も無くこの日の営業終了となる、お馴染みJR根岸線・関内駅です。

この日の朝、ざっくり20時間ほど前にも”夜空の下のハマスタ”を目にしているのですが、見慣れた風景の中で心に去来するのは”いつもとは異なる一日”の記憶です。

いつもとは異種の一日がいつもの一日の中に溶け込んでいくという、旅の最終盤にあっての至福の時でもありますが、

未明の日本大通りがいつもの日本大通りであったように、深夜の日本大通りもまた、いつもの日本大通りでした。
深夜と未明では空気感も微妙に違いますが、深夜の風景はまさに今から数時間かけて未明のそれに近づいていくところであって、これもまたいつもの横浜でのいつもの毎日の中の、ありふれたワンシーンって感じですね。
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