元町中華街駅前から、港の見える丘公園へ
about 谷戸坂
ロケーション
入り口付近

谷戸坂は、港の見える丘公園・フランス山地区に隣接する坂道です。

横浜市営の観光周遊バス・あかいくつ号をはじめとする観光バスや幾つかの路線バスは、現在、谷戸坂を経由して港の見える丘公園と元町・中華街駅前付近を結んでいますが、元町中華街駅側から進む場合はマリンタワーを背にして坂を上り、反対に山手本通り側・港の見える丘公園前から下る場合はマリンタワーに向かいながら坂を下ります。

上り坂の起点付近に位置する入り口の他、坂道沿いにも二か所ほど港の見える丘公園・フランス山地区への入り口が用意されていますが、そのうち最初の一つは坂道を上り始めてほぼすぐのところに用意されています。
参考
- 山手本通り
- 【みなとみらい線沿線さんぽ/山手本通り】港の見える丘公園
- 【横浜山手の公園】港の見える丘公園・フランス山地区
- みなとみらい線 元町・中華街(山下公園)駅 -駅基本情報、ロケーション、交通案内-
- 【横浜山手の公園】アメリカ山公園(元町中華街駅屋上)
- 【みなとみらい線沿線ののりもの】沿線を走る観光バス(街歩き、史跡巡り)
- 横浜マリンタワー(元町中華街駅最寄り、山下公園前)
坂道沿いの風景
谷戸坂の分岐

前記したフランス山地区への入り口傍には、上り方向に向かって左に折れる分岐がありますが、

この分岐を突き当たりまで進むと、谷戸坂の中腹付近に通じている緩やかな上り坂が通されています(谷戸坂との合流地点につき、後述)。
谷戸坂の蛇行と春の桜

一方の谷戸坂は、緩やかなカーブの後で、大きく蛇行をはじめます。
乙女坂より上側の地蔵坂に似た雰囲気も微妙に感じられますが、谷戸坂は山手地区の東端、地蔵坂(や、地蔵坂から分岐した坂道である乙女坂)は山手地区のほぼ西端に通された坂道ですね。

大きく曲がりくねったエリアに入ると、季節が春であれば、坂道沿いに小さな桜並木が始まります。

本牧通りや三溪園前の桜道、さらにはみなとみらいのさくら通りなどに比べると”気持ち程度”といった規模であることは否めませんが、それでも毎年春の谷戸坂名物として、訪問者の目を楽しませています。
参考
- 【横浜山手の坂道】地蔵坂(JR石川町駅傍から山手本通りへ)
- 【横浜山手の坂道】乙女坂(地蔵坂から山手地区へ)
- 【みなとみらい線沿線さんぽ/2020春】本牧通りの夜桜(山手警察署前付近)
- 【みなとみらい線沿線さんぽ/春の横浜2020】さくら通りの桜
坂道中腹側フランス山入り口と、”もう一つの坂道”の合流

谷戸坂上”桜並木”エリアに入ると、ぼちぼち港の見える丘公園の正面入り口が視界に入り始め、

フランス山地区のもう一つの入り口と、

上り坂の起点すぐのところから始まっている、谷戸坂と”フランス山”の間に通されたもう一つの坂道が合流します。
“谷戸坂の分岐”の項で記した坂道ですね。
谷戸坂の隣にこの坂道の上り側の起点があり、その奥にフランス山入り口がある、という位置関係です。
東洋信号通信社

港の見える丘公園の展望台エリア傍には、“東洋信号通信社”という戦前(1932年=昭和7年)より海洋物流関係の情報等を取り扱っている会社が業務で使っている鉄塔が立っています。
“港の見える丘”のロケーションならではの施設ですね。
参考
丘公園入り口前へ

桜の木が背後に遠ざかっていくと、

再びマリンタワーが視界に入り、

港の見える丘公園前に到着です。
山手地区のメインストリートである山手本通りも、公園入り口前に作られた“港の見える丘公園前”交差点から始まります。
参考
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