【三渓園/外苑地区】旧燈明寺三重塔(三渓園名物の、丘の上の塔)

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丘へ登り、三渓園名物”三重塔”傍へ

旧燈明寺三重塔

三渓園内の外苑地区、丘の上に位置する展望台から、さらに少し歩いて三重塔へ。

現在は三渓園のシンボルともいえる三重塔は、大正3(1914)年、京都の燈明寺とうみょうじ(奈良時代に行基が開基したと伝えられる、由緒あるお寺です)から移築されました。

築年は1457年(康正こうしょう3年、室町時代)で、園内の建造物中最も古い建物です。

本家の燈明寺は既に大正時代に廃寺となっているようで、三重塔の三渓園への移築にしてもいわば文化財の延命措置にあたる移築となった形ですが、現在旧燈明寺の跡地(京都府木津川市)には御霊ごりょう神社が置かれている他、旧燈明寺関連の文化財は”川合京都仏教美術財団”の管理下にあるようです。

「三重塔の移築は、その後の庭園造成の上で大きな鍵となりました。臨春閣や聴秋閣などは、その室内から三重塔が美しく眺められるような配置の工夫が見られます。」(公式サイトより引用)ということで、

園内から三重塔を眺める際にはその存在が三渓園の象徴のように見えるのですが、反対に三重塔付近からは三渓園内の向こうに本牧の街が見渡せる上、

園内を望む景観も抜群です。

園内に入ってすぐ視界に入るという三重塔は、その姿自体が三渓園名物といえるものになっていますが、逆に三重塔付近から見渡す三渓園内や本牧の街もまた、三渓園名物というに足るものとなっています。

参考

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