【みなとみらい線沿線さんぽ/沿線グルメ】謝甜記(横浜中華街、おかゆの名店)

元町・中華街(山下公園)駅
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「中華街のおかゆ」有名店

謝甜記

謝甜記しゃてんきは、中華街の東門(朝陽門)を入って中華街大通りへ進むと割とすぐのところにある、おかゆの老舗有名店です。

立地的には、JR根岸線を使って石川町駅(中華街口)から進むより、みなとみらい線の元町・中華街駅(山下町口)から進んだ方が近いところに位置しています。Googleマップだと微妙に位置がずれていますが、中華街大通りと上海路の交差点にあたる角にあるお店がそうですね。

原則として並ばないと入れない有名店のうちの一軒なので、ランチタイムのピーク(特に12時台)を外した入店がおすすめです。

営業時間は二分制で、ランチタイム営業は、

  • 平日10時〜15時(LO14時55分)
  • 土日祝日は9時〜15時30分(LO14時55分)

夕食タイムの営業は、

  • 平日、土日祝日共17時〜21時(LO20時25分)

です。

注文できるお粥自体がバラエティに富んでいるほか、一品料理や点心のようなちょっとした料理も用意されているので、あっさり中華を食べたい時、そのど真ん中の需要に応えてくれる感じですね。

同じ上海路沿いには同名のお粥人気店「謝甜記貮号店」がありますが、それぞれ別のお店であるようです。

双方のお店のメニューを見比べてみると別コンセプトを持ったお店であることがわかりますが、純粋にお粥がメインとされている「謝甜記本店」(中華街公式サイトでの呼称)に対して、「貮号店」(謝甜記貮号店が掲げた屋号の一部)の方はやや創作料理に寄せられたお粥メニューが充実しています。

この日は春巻きと、あとはおかゆのトッピングにネギを、

メインのお粥には牛肉粥を、いただきました。

お粥一人前に対して無料で薬味がセットになるので、多めに欲しい場合でなければ「トッピング」はなくても大丈夫です。

参考

おかゆの歴史

「お粥」のルーツは、中国・漢王朝から伝わった「米を煮て食べる」文化にあるとされています。

時は紀元前1世紀、弥生時代。

当時は現在とは異なり、米を多めの水で煮る「お粥状」の食べ方が主流だったようです(※)が、縄文晩期に中国から水田稲作技術が伝来したのち、薄型で熱伝導性に秀でた弥生式土器の普及とともに、この食べ方が「ブレイク」します。

とはいえ、今時の感覚からすれば結果「おかゆ」を食べることにはなっても、それは「おかゆ」として出されるものではなくあくまで日常の「ご飯」そのものでした。

現在イメージされる養生食としての「お粥」(米が柔らかく煮られた状態)の形が出来上がったのは、米を蒸して食べる調理法が確立された平安時代頃のことだったとされています。

ここに見て取れる変遷は、大陸の「オリジナル」をヒントに独自の進化を遂げたという、「ローカライズ(日本風最適化)の原点」とも呼べる調理法ですね。

現在、日本には七草粥や茶粥、芋粥といった伝統行事や地域に密着した形の独自のお粥が存在しますが、国外に目を向けると、例えば、

  • タイ:ジョーク
  • インドネシア・マレーシア:ブブ・アヤム
  • ベトナム:チャオ・ガー

といった、かつての中国の食文化の影響を受け各国に古くから伝わる定番メニューとしての「おかゆ」のほか、イタリアのリゾットのように、「コメを煮る」工程が入っていると言う点でおかゆとの類似性が見出せる調理法も存在します。

参考

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