27年春の開園が予定されています
横浜の大通り公園と言えば、関内駅南北口の中間付近から始まって、伊勢佐木モールに並行するように伸びていることでもお馴染み、東西に細長い公園です。
横浜開港や横浜港の繁栄に歩みを合わせる形で栄えて来た一帯でもあるため、現在も地の利は抜群ですが、キラキライメージというよりはどちらかというとギラギライメージ寄りの一帯、かつ下町風情とも一帯となったエリアに癒しや安らぎを与えていることが魅力の公園ですね。
最終的には市営地下鉄・ブルーラインで関内駅の二つ先、阪東橋駅の入口まで伸びています。
JR関内駅界隈で馬車道商店街と並ぶ有名商店街・伊勢佐木モールは大通り公園の北側に位置していて、真ん中に鎌倉街道(県道21号線)を挟んでいますが、伊勢佐木モールから鎌倉街道、鎌倉街道から大通り公園はほぼ等距離なので、「伊勢佐木(昭和の昔はザキと呼ばれていましたが、昭和末・平成前期あたり以降は”ザキ”が淘汰され、今では”伊勢佐木”という呼び方が一般化しているようです)での時間と相性がいい公園だ」というとらえ方も、出来るには出来たりするかもしれません。
ところで。
メタセコイア並木が名物であることからそこはかとなく緑が豊かなイメージがあり、こじゃれているといえばこじゃれた雰囲気を感じさせる場でありながらも、ホテル街や風俗街といった”夜の街”に(歴史的にも、今現在も)隣接している土地柄からか、どこか地味目なイメージがぬぐえないといえばそういうイメージも重なって来る(わざわざ目指してそこでの時間を楽しむというよりは、そこに歩きやすい空間があるから通り道にさせてもらうというような)という、そんな大通り公園がこの度全面リニューアルされます。
開園は再来年(2027年)の春が予定されていますが、”関内駅周辺地区”の一部として、かなり本腰を入れたリニューアルになるようです。
目下のところ、大通り公園は昼夜で大分イメージが変わってくる公園でもあるかもしれませんが、そんな一帯が近い将来全面リニューアルされるということで、一体全体この界隈がどう変わっていくことになるのか、今から開園が待ち遠しくなりますね。
参考
- タウンニュース(中区・西区・南区版) “大通り公園リニューアルへ“
- 横浜市公式サイト “大通り公園周辺地区街づくり協議指針“、”大通り公園1区~3区リニューアル事業の公募(Park-PFI)“
- 『横浜市初の大型Park-PFI事業 JR「関内」駅前「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」基本協定書締結』プレスリリース(東急公式サイト、三井不動産公式サイト)
- 伊勢佐木モール公式サイト
- 文明開化の街、馬車道歩き -西洋建築と”日本初”-
- JR根岸線 関内駅 -駅基本情報、ロケーション、交通案内-
- 【about 根岸線】関内駅の南北口(鎌倉街道と横浜スタジアム)
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