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JR根岸線・関内駅(みなとみらい線・日本大通り駅最寄り駅)
about 関内駅
根岸線隣接駅とみなとみらい線最寄り駅
JR関内駅は、根岸線では石川町駅(大船方面)と桜木町駅(横浜方面)に隣接します。
みなとみらい線では日本大通り駅が最寄り駅ですが、馬車道駅の近隣駅でもあります。
改札・ホーム
ベイスターズと関内駅
みなとみらい線の日本大通り駅やみなとみらい駅にもその傾向がありますが、
スタジアム竣工以来の最寄り駅である関内駅は、現在ほぼ”横浜ブルー”一色といえる勢いでベイスターズが推されています。
お隣石川町駅ホームの場合は赤・青が半々に用いられていますが、関内駅の場合はほぼホームが丸ごと横浜ブルーです。”ベイスターズが先か、青が先か”という感じですね。
その時その時のイベントの告知等に並んで壁一面を占拠しているのは、
DeNAベイスターズであり、横浜スタジアムです。駅の発車メロディが球団歌である”熱き星たちよ”(kaigansanseiチャンネル “JR関内駅 発車メロディー 「熱き星たちよ」“)であるあたりも含めて、中々徹底されています。
南口を出た後、徒歩数秒でスタジアムが視界に飛び込んでくるあたりも中々アツい魅力です。
「根岸線にもこんな駅があるんだ(*^◯^*) 」といったところでしょうか。
南口のもう一方の出口は、旧・吉田新田エリアの中央部に細長く伸びた大通り公園(横浜市公式サイト)への最寄り口となっています。
関内駅下車と乗車位置について
北口方面に用がある場合は下り線の場合後方車両、上り線の場合前方車両に、南口方面に用がある場合は下り線の場合前方車両、上り線の場合後方車両に乗車しておくと、それぞれ便利です。
駅の周辺
北口方面
関内駅の北口は、つい昨年、2022年の3月にリニューアルされました(横浜市公式プレスリリース “「関内駅北口広場」がオープンします!“)。
戦後昭和の横浜の一側面を象徴する”ハマの娼婦”、メリーさんが約半世紀にわたってしばしば姿を見せていたのが関内駅の北口界隈だったと言われていますが(参考:映画”ヨコハマメリー”公式サイト)、古くから遊郭が作られるなど”夜の街”として栄えてきた北口の南側(旧・関外エリア)、文明開化華やかなりし時代には金融街としても栄えた馬車道商店街(公式サイト)への根岸線最寄り出口である北口の北側(旧・関内エリア)、双方の中継点となる関内駅の北口も”令和バージョン”へと進化を遂げました。
駅改札を出てすぐのところに通されているのは県道21号線(横浜鎌倉線)、通称・鎌倉街道です。本町通りにある本町三丁目交差点から始まる道路は、最終的に鎌倉・鶴岡八幡宮前から海岸線に向かってまっすぐ伸びた若宮大路を経て滑川交差点まで続き、相模湾に沿うように通された国道134号線へと合流します。
海側の突き当りには、海岸通り沿いに建てられた日本郵船歴史博物館(公式サイト)の建物が見えていますが、
陸側(鎌倉街道の鎌倉方面)に目を向けると、プレイステーションのゲーム”龍が如く7“や通称”キムタクが如く”シリーズの”LOST JUDGMENT“で登場する”聖地”、伊勢佐木異人町(=伊勢佐木町)の伊勢佐木ロード(=伊勢佐木モール)が視界に入ります(リンクはそれぞれ公式サイトです)。
伊勢佐木モール(公式サイト)へと繋がる道があるのは関内駅北口の一本西隣の通りで、伊勢佐木モールと馬車道商店街、さらには新港ふ頭へと伸びた万国橋通りが一本の道で繋がっている他、かつての横浜を忍ばせる要素としては鉄の橋や吉田橋関門跡が、現在の横浜を担う要素としてはマリナード地下街(公式サイト)への入口が、全て同じ一本の道上に用意されています。
南口方面
JR根岸線の関内駅といえば、やはりここですね。
1978年(昭和53年)に横浜スタジアム(公式サイト)が完成し、当時川崎球場を本拠地としていた大洋ホエールズが新たな本拠地として以来、横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアム最寄り駅の最寄り出口として機能し続けたのが、関内駅南口の横浜スタジアム側出口です。
前回ベイスターズがセ・リーグ優勝し、後に西武ライオンズ(2008年より埼玉西武ライオンズ)との日本シリーズを制して日本一となった1998年(平成10年)には、横浜スタジアムと横浜公園・JR関内駅、さらにはその周辺に位置する横浜中華街や伊勢佐木モール等々を中心として、横浜中が湧きかえることとなりました。
前回日本シリーズに出場した2017年(平成29年)には、根岸線の他みなとみらい線も開通していましたが、やはりその時にも同じく、関内駅・横浜公園周辺はものすごい盛り上がりを見せています。
要するに、第一には”ベイスターズが強い時には無条件でごったがえす、ベイスターズの聖地である”という特徴を持つエリアなのですが、しばしば”高校野球人気がベイスターズ人気に勝る”といわれる位高校野球熱の高いことでおなじみなのもまた、神奈川県下の野球観戦事情です。
野球漫画の金字塔、”御大”水島新司先生の代表作であるドカベン作中で”神奈川を制する者は全国を制す”と謳われたのが神奈川県下の高校野球事情ですが、現在夏の県予選ではベスト8以上(準々決勝以降)は全て横浜スタジアム開催です。
この点から、毎年7月下旬には悲喜こもごものドラマの舞台への最寄り駅・最寄り出口となるのが”南口・スタジアム出口”のもう一つの顔です。
さらに野球以外に目を向けた時には、元々多目的スタジアムとして作られているのが横浜スタジアムの特徴ですというところから、他スポーツや野外フェス等、数々のイベントの最寄り駅ともなって今に至っています。
近隣施設