桜の季節の廃線跡
about汽車道

汽車道は、日本丸メモリアルパーク傍からワールドポーターズ手前に向けて通された遊歩道です。
山下臨港線プロムナードと同じく、鉄道の廃線跡が観光資源として再利用されました。

桜の季節には延々華やぐ並木道となるのが、汽車道の持つ魅力や個性の一つとなっていますが、

桜は運河パーク、その先に位置するナビオス横浜と新港中央広場、海沿いエリアにあるカップヌードルミュージアムパーク等々にも植えられています。
総じて現在の新港ふ頭は春の訪れと共に割とそこかしこが華やかになりますが、まだまだ貿易港としての機能が残されていた昭和の新港ふ頭を思えば(※)、隔世の感を禁じ得ないところでもありますね。

汽車道には港一号橋梁から港三号橋梁まで三つの橋がかけられていますが、ナンバリングはJR根岸線・桜木町駅前側から順に一~三となっています。
新港ふ頭側からであれば、逆に三~一ですね。
一番新港ふ頭寄りに架かっている三号橋梁入り口付近、桜の向こうはるか遠くには、クイーンの塔(横浜税関)があるのも肉眼で確認できます。
参考
- 横浜市公式サイト “汽車道“
- ナビオス横浜公式サイト
- 山下臨港線プロムナードと”開港の道”(新港ふ頭、象の鼻パーク、日本大通り傍)(※)
- 【横浜街歩き】新港ふ頭(馬車道駅最寄り、赤レンガパーク、ハンマーヘッド等)
- 新港ふ頭関連記事
- JR根岸線 桜木町駅 -駅基本情報、ロケーション、交通案内-
- 横浜税関・クイーンの広場(横浜税関資料展示室。旧神奈川運上所、象の鼻パーク傍)
港三号橋梁から二号橋梁へ
港三号橋梁から桜並木へ

汽車道の新港ふ頭側入り口、右側にかかる小さい鉄橋が港三号橋梁です。
まさに鉄橋という感じの鉄橋である一号橋梁や二号橋梁に比べて、うっかりしていると見落としてしまうのではないかという程度の、ごく小さい橋ですね。
“線路跡”の横に橋が架かっているという微妙な点も、“うっかり”を促進する要素になっているように思えますが、元々明治末(40年)に現・汽車道沿いに架けられた一号・二号橋梁と違って、そもそもが昭和初期(3年)に現在地に移設された鉄橋でもあるようです(※)。

汽車道はここから先、JR桜木町駅前方面に向かって廃線跡に沿って歩ける遊歩道の形に整備されていますが、

桜並木が遊歩道に花を添えるとあって、春のおすすめ街歩きコースの一つとなります。
参考
汽車道と桜並木

汽車道には季節に応じた風情や華もあるにはありますが、やはり今の季節が年間通じて一番華やかではないかと、個人的には感じます。

背の低い桜が多いため、花びらを間近に見れるのもポイント高いですが、

さくら通りから見上げると至近距離でやや圧迫感を感じるランドマークタワーやクイーンズスクエアも、若干距離が出来ることによって、満開の桜との対比がいいアクセントになってくれます。

平時であればレジャーシートを敷いてお花見が出来るスペースも用意されているのですが、

コロナ禍真っ只中の時期だったということもあって、例年比だと大人しめの風景となっていました。
世相が世相だったとはいえ、若干寂しいポイントですね。

とはいえ、満開の桜の下、散歩がてらにくつろいでいる人たちもボチボチ。

ところどころにベンチが用意されているのもありがたいところです。

港二号橋梁が見えてくると”桜並木はここまで”の分岐も見えてきますが

振り返ると、ナビオス横浜方向に続く汽車道沿いに、桜並木が続きます。

散った桜が波打際に滞留しているのも、汽車道の春ならではですね。
参考
港二号橋梁から一号橋梁へ

港二号橋梁をくぐると、

橋の向こうには桜並木を振り返ることが出来ます。
このあと最後の鉄橋である港一号橋梁をくぐると、日本丸メモリアルパークやJR桜木町駅まであと少し、といった地点に降り立つことになります。
参考
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