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【春の横浜】汽車道の桜
汽車道
周辺環境
汽車道は、日本丸メモリアルパーク傍からワールドポーターズ手前に向けて通された遊歩道です。
山下臨港線プロムナードと同じく、鉄道の廃線跡が観光資源として再利用されました。
歩道に沿って桜が植えられているため、桜の季節は道沿いが華やかになるのですが、
川の向こうに延々続く桜の並木道が、汽車道です。
桜は汽車道のみに植えられているわけではなく、
運河パーク、その先に位置する新港中央広場、海沿いエリアにあるカップヌードルミュージアムパーク等々にも植えられているので、春の新港ふ頭は割と全体が華やかになります。
桜の向こうにナビオス横浜、さらにナビオス横浜越しには赤レンガが見えますが、はるか遠くにクイーンの塔(横浜税関)があるのも、この位置から肉眼で確認できます。
桜の季節の汽車道へ
汽車道の入り口、右側にかかる小さい鉄橋が港三号橋梁です。
運河パークからも視認できた桜は、近寄れば近寄っただけ見ごろであることが分かります。
一年中変わらない線路跡と、四季折々の表情を見せてくる周辺風景の融合は、
それぞれの季節の盛期に、それぞれの季節を実感させてくれたりします。
それが特に鮮やかなのが、冬から春への移り変わりが眩しい、今の季節です。
ということで、汽車道の桜もさくら通りの桜と同じく、近い距離で見れるのがポイントです。
さくら通りからだと至近距離でやや圧迫感を感じたランドマークやクイーンズスクエアも、
若干距離があるので、満開の桜との対比がいいアクセントになってくれます。
平時であれば、レジャーシートを敷いてお花見が出来るスペースなのですが、
やはり時勢が時勢、
コロナ禍にあっては、例年比で大人し目の風景も仕方ないですか。
満開の桜の下、くつろいでいる人たちはボチボチいました。
メインルートの他、川沿いのわき道を通ることも出来ますが、
港二号橋梁が見えてくると、桜並木もいよいよ終わりです。
桜木町・みなとみらい方面から来るのであればここからがお楽しみという分岐点ですが、振り返るとナビオス横浜方向に続く汽車道沿いに、桜並木が続きます。
散った桜が波打際に滞留しているのがはっきりわかりますが、今年の桜も今がピークですね。
港二号橋梁をくぐり、
最後の鉄橋である港一号橋梁をくぐると、桜木町駅まであと少しです。