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【横浜山手西洋館のクリスマス2022】元町公園のクリスマス
年の瀬の元町公園エリア
山手234番館
山手234番館(公式サイト)では、スリランカ民主社会主義共和国(外務省公式サイト基礎データ)のクリスマスが展示されています。
飾り付けられたテーブルの向こう、窓の外には横浜山手聖公会の聖堂が見えていますが、その手前では今が盛りの紅葉で葉が赤く染まっているのが分かります。
この周辺風景も、晩秋の元町公園エリア名物といえるものですね。
スリランカの宗教については、仏教徒が7割を占めていることに対して、キリスト教徒の割合は7.6%(うち、カトリックの割合が8割を超えているようです)と、桁が一つ違っている現実があるようです。
他、ヒンズー教徒やイスラム教徒も入り混じって来るため、社会全体としては多宗教が共存しているという実態があって、本来はキリスト教の行事であるクリスマスにしても、”多宗教が併存している”という形で社会に根付いています(参考:スリランカ観光情報サイト “スリランカにおけるクリスマス“)。
そのせいか、飾りつけの所々にアジアンテイストな小物が収まっていたりもしています。これもまた個性ですね。
エリスマン邸
エリスマン邸(公式サイト)では、スイス連邦(外務省公式サイト基礎データ)のクリスマスが展示されています。言語はドイツ語が6割を超えている他、フランス語やイタリア語などが使われ、宗教ではカトリックとプロテスタントの割合がそれぞれ35.1%、23.1%と比較的近い数値になっている上、イスラム教徒も共存しています。
キリスト教系の国ではホームパーティー的な祝い方をするというのがスタンダードなクリスマスの過ごし方ではありますが、スイス連邦の場合は、クリスマスマーケットの規模や華やかさが群を抜いているようです。特に”アドヴェント”と呼ばれるクリスマス前の4週間、スイスの各地では個性的なマーケットがにぎわい、クリスマス前の季節を彩っているようです(参考:スイス政府観光局 “スイスのクリスマスマーケット“、スイス公共放送協会国際部 “スイスのクリスマスと年末年始 日本とどう違う?“)。
ということで、華やかなクリスマスマーケットの季節や、
その賑わいを演出したような飾りつけが施された一コマを見かけましたが、窓の外はいずれも、未だ晩秋の装いの元町公園です。
ベーリックホール
ベーリックホール(公式サイト)では、フランス共和国(外務省公式サイト基礎データ)のクリスマスが展示されています。
公用語はフランス語で、宗教ではカトリックが8割、ついでイスラム教が7%で、同じキリスト教でもプロテスタントは約1.5%とかなりの少数派のようです(参考:フランス各村観光局公認サイトボン・ボヤージュ “フランス基本情報“)。
しかしキリスト教が多数派の国のクリスマスですということで、やはり当日は家族で過ごすというスタイルが主流のようです。ただし、当日と直前のみ盛り上がるというようなクリスマスではなく、やはり準備期間(アドヴェント)のマーケット込みでの盛り上がりがあってのクリスマスシーズンだということになるようです(参考:O’bon Paris “フランスのクリスマス文化“)。
ベーリックホールの二階では、その準備期間=アドヴェントの盛り上がりまで連想させるような飾りつけが為されていました。
にぎやかな子供部屋を思わせる一室では、妖精風のサンタさんやトナカイ・ソリが目を引きましたが、
そのすぐ隣に位置する仕事部屋を思わせる一室にも、ややシックな盛り上がりが持ち込まれた上で、
寝室や、
サンルームでは、”やや大人風”のにぎやかさが演出されていました。
アクセス
山手234番館
エリスマン邸