【春の横浜2019/みなとみらい線沿線花見散歩】近代横浜はじまりの地へ

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開港広場前の春

開港広場前交差点から

観光馬車

開港広場前では観光馬車をしばしば見かけますが、開港期の横浜が持つ歴史的にも、悪くない相性を持つ乗り物です。

今を遡ること約150年以上前。

時の日本に開国を求めたペリー一行が条約締結の為に乗り込んで来た地が、まさに現在のこの交差点付近だったと言われています。

アメリカほか列強を相手取った和親条約締結後、江戸幕府はほどなく修好通商条約締結へと至ることになるのですが、開国後の開港が取り決められると、このすぐ傍にある象の鼻エリアが開港場に指定されることによって貿易港・横浜が誕生しました。

当時の日本で馬車が新規の交通手段となるのも、そのことが大きな動機となる形で後の”馬車道”の発展が始まるのも、開港後しばしの後の話しです。

参考

海岸教会前の桜

条約は現在の神奈川県庁付近にて締結されたと言われていますが、開港広場にはその事を記念する碑が設置されています。

開港広場入ってすぐのところ、碑の後ろ側には噴水が設置されていますが、

広場の奥まで進むと、すぐ隣の敷地には教会があります。

この教会は日本で最初に作られたプロテスタントの教会である、横浜海岸教会です。

教会を背にして左側には、旧イギリス総領事館である横浜開港資料館旧館が位置しています。

今現在の開港広場周り(日本大通り界隈)は交通量も多く、なおかつ開発も進んでいる一帯です。

そのため、どこかかつてとは完全に切り離されているかのような雰囲気も持ってはいるのですが、見るところを見れば開港期の歴史が未だに遺されていることがわかるという、そんな一帯になっています。

お次は”横浜はじまりの地”である象の鼻エリアを経由して、新港ふ頭へ。

参考

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