【横浜山手の公園】バラとカスケードの庭(港の見える丘公園内、山手111番館隣)

駅別スポット紹介
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公園奥に広がる、隠れた(?)見どころ

ロケーション

バラとカスケードの庭は、横浜市イギリス館や山手111番館と同じく、港の見える丘公園南部(中央入口から入った場合の、右手方向)に位置しています。

漠然と南側というよりはほぼ南端エリアの一画を占める形で、山手111番館と横浜市イギリス館の間に位置する噴水ロータリーの東隣傾斜部に広がっています。

北東方向では大佛次郎記念館に、南東方向では神奈川近代文学館に、それぞれ隣接していますが、公園の東端部分は霧笛橋やちどり坂など、新山下エリアとの連絡口付近(公園出口)にも通じている一帯です。

参考

庭園へ

噴水塔、”111番館”とバラとカスケードの庭

庭園名になっている”カスケード”(小さな滝)傍には、山手111番館前のバスロータリー中央に位置する噴水塔があります。山手111番館をなんとなく見学した後にこのエリアに出た場合、目の前にある噴水塔や横浜市イギリス館に意識を持っていかれることが多いと思うので、山手111番館を背にして右側下に位置している”バラとカスケードの庭”は、案外ノーマーク(とは言わないまでも、あまり注意が向かわない)エリアになってしまうことが多いのかもしれません。

ちなみに、バス通り側から見ると二階建てに見える山手111番館は、庭園側から見ると三階建てになっています。バス通り側から見た地下フロアが、庭園側から見ると地上階になっている形ですが、バス通り側から見えないフロアに喫茶店”cafe the rose”が入っていて、庭園に隣接する形でテラス席が設けられています。

要するに「そこに庭園があることを前提とした店構えになっている」形ですね。

もちろん、庭園の様子は館内から眺めることも出来るので、この事自体が山手111番館の魅力の一つとなっています。

ということで、この大きい窓から庭園を眺めた後であればむしろ「この庭園は何だ?」となって、イギリス館以上に”バラとカスケードの庭”に興味を引かれるようなことも、普通にあるようではあります。

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横浜市イギリス館と”バラとカスケードの庭”

噴水塔を挟んで山手111番館の反対側には横浜市イギリス館がありますが、その様子をバラとカスケードの庭からも見上げることが出来るので、花壇を見上げた向こう側にあるイギリス館がちょっとした”丘の上の西洋館”風に見えたりもします。

展望台に通じている公園の中央入口付近、さらにはイングリッシュ・ローズの庭などに比べるとプライベート感が強くなる(様に感じる)のがこの庭園の魅力ではないかと思いますが、イギリス館の裏手、大佛次郎記念館の隣辺りには、庭園を見下ろすことが出来るベンチ付きの休憩スポットも作られています。

早朝など、人が少ない時間帯には特におすすめ度が上がる一画です。

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庭園と、満開の桜

バラとカスケードの庭は、”イングリッシュ・ローズの庭”同様、バラ以外の花も楽しめることが特長です。毎年春の”ガーデンネックレス”の季節には、道沿いがチューリップで華やかになる他、

桜の季節には近い距離で満開の桜を楽しむことも出来ます。

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