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ララ物資の碑(マリンウォーク前、赤レンガパーク傍)
ララ物資の碑
マリンウォークの裏手、海の向こうにハンマーヘッドも望める位置に、かつて日本の戦後復興の一助となった”ララ物資”の輸送船が着いたことを記念する石碑と、香淳皇后の御製が刻まれた碑が置かれています。
写真右前は海上保安庁(公式サイト)の第三管区海上保安本部(公式サイト)、および横浜海上保安部(公式サイト)の施設で、停泊している船は海上保安庁の船舶です。
ララ物資とは、アメリカのアジア救済公認団体(=Licensed Agencies for Relief in Asia, LARA)が昭和21年11月から同27年6月まで、日本向けに送り続けてくれた日常物資のことです(碑文より)。
碑石に刻まれた香淳皇后の御製は、昭和24年に昭和天皇と香淳皇后が横浜に行幸した際、香淳皇后が横浜にて詠まれたものであるようです(同)。
石碑は平成13年=2001年4月、「ララ」の功績を後世に残す会によって寄贈されました。