【横浜観光FAQ】ハンマーヘッドと新港街歩き

新港地区

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【横浜観光FAQ】ハンマーヘッドと新港街歩き

ハンマーヘッドの沿革とロケーション

沿革

19世紀半ば、東西二つの波止場で始まった開国・開港後の横浜港での貿易規模は、当初の想定を大きく上回る形で急拡大します。

結果、波止場や交易場の増改築を余儀なくされる時期が長らく(戦後まで!)続くことになるのですが、そのような流れの中、1917年(大正2年)に完成したのが新港ふ頭で(参考:横浜市公式サイト新港ふ頭“)、その新港ふ頭内・西側の突堤に作られたイギリス製大型クレーンの愛称が”ハンマーヘッド”でした。

当時の新港ふ頭は貿易以外に客船の出入港でも活況を呈し、現在の赤レンガパーク内にある横浜港駅が現役の鉄道駅だった頃は、東京ー横浜港駅間が40分で結ばれていたようです(参考:ハンマーヘッド公式サイト内 “みなとみらい21地区の歴史“)。

ハンマーヘッドは1970年代に現役を引退し、その後2018年に「我が国のクレーンによる荷役の先駆けとして堅固な基礎により建設以来百年以上も使用され、横浜港の基礎を築いた(公益社団法人 土木学会公式サイトより引用)」ことが評価され、土木学会奨励土木遺産に登録されます(公式サイト)。

このことが大きな転機になる形で、同年商業施設としての工事が始まり、翌2019年に竣工、商業施設”横浜ハンマーヘッド”が開業しました(五洋建設株式会社YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT 新築工事“)。

 

現在

「食」をテーマとした商業施設”横浜ハンマーヘッド(公式サイト)”と、宿泊施設(インターコンチネンタル横浜 Pier8。公式サイト)が一体となった複合施設が運営されています。

当初より、「ハンマーヘッドを赤レンガと並ぶ新港ふ頭のシンボルに」することや、クルーズ船の発着が出来る施設にすることが狙われていたようですが、商業施設すぐ横には、大型客船も入港可能な桟橋(新港ふ頭客船ターミナル。公式サイト)が供えられています(参考:商業施設新聞 第154回 2018年11月6日)。

 

ハンマーヘッドの魅力 -訪問記-

現役の客船ターミナルと宿泊施設を備えているだけあって(?)、

広々とした開放的な作りが魅力です。

二階の回廊部と広々とした一階フロアをつなぐ、

斜めに作られたエスカレーターなども、中々おしゃれですね。

一見からすると、この斬新なデザインがとても新鮮に見えました。

内部にはFM放送局のスタジオがあったりもするのですが、

中区の地域放送局・マリンFM(公式サイト)の三つのスタジオのうちの一つ、ハンマーヘッドスタジオです(残り二つは本牧、石川町にあるようです)。

レストラン街には、リピート需要が高そうなお店がたくさん(例えば名物ラーメン店だけが軒を並べた一画もあります)、雑貨やお土産等を扱ったそれ以外のショップにも”何か”をくすぐる品ぞろえがあったりするなど、見慣れた”ぱっと見”の中に物珍しさが光る魅力があるようには映ります(ハンマーヘッド公式サイト “ショップリスト“)。

「クルーズ乗船客を含めた一見観光客+レストラン需要を見越した地元民のリピーター狙い」という感じの商業施設は、元々の方向性として、大さん橋同様、インバウント(海外からの訪日旅行)を想定した要素も色濃い施設なのかもしれませんね。

“マニアック”の少し手前にあるような、どこか”尖った魅力”が最終的に誰に刺さるのか(10年あるいは20年越しで、どんな評価に落ち着くことになるのか)というあたり、現状ではまだ未知数のように見えたりもしますが、はじめから施設そのものを目当てにするというよりは、メインはあくまで港の街歩き、その街歩きの途上にある”おしゃれで有用な中継点”と位置づけた来訪が一番ぴったりはまりそうです。

今は既に赤レンガ倉庫・パークマリンウォークハンマーヘッドカップヌードルミュージアムパーク→”女神橋(new!)”→インターコンチネンタルホテル横→臨港パークと、海沿いを歩いて新港ふ頭からみなとみらいへ抜ける道がオープンしているので、かつて以上に”港”を感じる街歩きとなること請け合いです。

 

アクセス

あかいくつ号に”ハンマーヘッド”バス停が、ベイサイドブルーに”カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口”バス停があります。

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