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【横浜山手の公園】元町百段公園(山手本通り、元町商店街傍)

山手本通りエリア

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【横浜山手の公園】元町百段公園(山手本通り、元町商店街傍)

about 元町百段/元町百段公園

代官坂の途中から伸びた高田坂を上った時、道なり右側に出てくる公園が、元町百段公園です。

かつて元町商店街と山手の外国人居留地を結んでいた、”百段”と呼ばれた101段の階段があったことを偲び、”元町百段”の名を継承している公園ですね。

かつての”百段”は関東大震災で崩壊してしまったため、現存しません。

“百段公園”は山手町にありますが、”元町百段”は現在の元町2丁目から3丁目付近にあったようです。

公園前では、前田橋(現在も、横浜中華街南門シルクロード朱雀門前にかかる橋)付近から撮られたかつての「百段」の様子が石板にプリントされています。

百段公園のロケーション

関東大震災被災以前に存在したかつての”百段”と比べ、西寄りに作られているのが現在の元町百段公園です。「かつてここに百段があったことを後世の記憶に遺せるように」とのことから、1980年代に改めて作られました。

住宅地の中の小さな公園でありながら、敷地外からも見晴らしの良さを予感させますが、

昔は港が一望できたとされる高台からの風景では、

現在は高層ビル群が目立っています。

百段館と百段通り

現在の前田橋のすぐ傍には、百段館というビルがあります。

由緒書きによると、かつての山手に向かって延びていた百段階段(101段)の先には浅間神社もあったようですが、階段坂の頂上付近では、お茶屋さんにて港や市街の風景が楽しめたようです(元町商店街公式サイトより)。

現在、霧笛楼前から始まって百段館の前を通り、堀川に架けられた前田橋や中華街の朱雀門方面に通された道は、かつての百段に由来する形で”百段通り”と命名されています。

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