この記事を読むのに必要な時間は約 2 分10秒です。
【横浜山手西洋館/世界のクリスマス2023】山手234番館/エリスマン邸のクリスマス
ペルー共和国のクリスマス
世界のクリスマス2023年(公式サイト)、紅葉が盛期を迎えている山手本通り沿い・元町公園前に位置する山手234番館では、ペルー共和国のクリスマスがテーマとされています。
ツリーの向こう側に通り沿いの紅葉が映えるあたりもこの季節お馴染みの風景ですが、旧・外国人居留地跡にあって毎年各国のクリスマスがテーマとされている、イベント開催にあたっては各国の公的な組織が後援や協賛という形でバックアップしている、ということを思わせるような雰囲気も感じさせます。
2023年の山手234番館に関しては”何がペルーらしさ”か、というあたりにも踏み込んでいるように見えますが、この点、”世界のクリスマス”では割とこういうところも楽しめるのだという、クリスマス以外のみどころでもありますね。
“ペルー版のシーサー”、プカラの牛も展示されていますが、
ツリーもよく見ると、南米らしい飾りつけとなっていました。
イタリア共和国のクリスマス
山手234番館前付近から”丘公園”やアメリカ山公園を背にして山手本通りを歩き、元町公園内に位置する西洋館、エリスマン邸へ。
2023年のエリスマン邸では、イタリア共和国のクリスマスがテーマとされています。
赤を基調とした飾りつけには、新鮮な食材をザクザク使って作るという、華やかなイタリア料理のイメージそのものといった感じにも伝わりますが、キリスト教のルーツがカトリックにあると捉えるのであれば、その総本山であるヴァチカン市国を有するのがイタリアでもあります。
華やかさのみならず、大切なイベントであるという意味合いも含まれた上での賑わいですね。
華やかな食卓とツリー、さらにはその外に広がる常緑樹という映え方には、そこはかとない”ならでは感”を感じなくもありませんが、館外すぐ傍では元町公園の紅葉エリアがエリスマン邸を取り囲んでいます。
about 山手234番館 / エリスマン邸
山手234番館
about
山手234番館(公式サイト)は、元町公園前に位置する、横浜市所有の西洋館です。
1927年(昭和2年)、関東大震災後の復興事業の一環で”外国人向け共同住宅”として作られた邸宅が、1989年(平成元年)より横浜市の所有となった後、1999年(平成11年)より一般公開が開始されました。
アクセス
エリスマン邸
about
エリスマン邸(公式サイト)は、元町公園内に位置する、横浜市所有の西洋館です。
1924年~25年(大正14~15年)にかけて現在地とは別の地(外国人居留地内)に作られた邸宅が、1982年(昭和57年)にマンション建設のために解体され、1990年(平成2年)、現在地に復元されました。