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【横浜街歩き】海岸通り(万国橋通り、みなと大通り間の海沿い)
日本大通り駅・馬車道駅間をつなぐ道
海岸通りは、象の鼻パーク前、およそ日本大通りと象の鼻が交差する一帯から始まって万国橋通りに突き当たるまで続く、上下二車線の直線道路です。
みなとみらい線の駅だと、日本大通り駅と馬車道駅間に位置しています。
住所は海岸通、通りの名前は海岸通りで、”海岸通り”より海側の住所が”(中区)海岸通”です。
象の鼻から横浜税関付近までが海岸通一丁目、神奈川県警付近が二丁目、郵船ビル付近が三丁目、郵船ビルと万国橋通りの間の区画が四丁目で、万国橋通りの向こう側、海岸通りより海側の区画が海岸通五丁目にあたります。
山下公園前から道なりに続く開港広場や横浜開港資料館(公式サイト)前、さらには象の鼻パーク界隈に伸びていく道の雰囲気としては、開港広場前が少々変わった形の交差点になっていることからか、一本道感より”海岸線近くのちょっとしたスペース”感を強く感じたりもするのですが、日本大通りと交差する”海岸通り”の始点を過ぎると、どこかレトロな雰囲気を持つ一帯に伸びた道であるという雰囲気が微かに伝わってくる一帯へと入ります。
通り沿い右手の建物は、横浜税関(公式サイト)です。海岸通りにはこの先、道沿いに等間隔でガス灯風の電灯が建てられているのですが、どこかかつての横浜を思わせるような通りの雰囲気と、例えばその向こうにそびえ立つランドマークタワーの今昔のバランスなどが、付近一帯一流の風情となっています。
他、通り沿いの主な建物としては、1991年(平成3年)竣工の神奈川県警本部庁舎(神奈川県警公式サイト “見学のご案内“)や、
1936年(昭和11年)竣工の横浜郵船ビル(公益社団法人ロングライフビル推進協会 “横浜郵船ビル“)内に入居している、日本郵船歴史博物館(公式サイト)などがあります。
横浜郵船ビルについては、近い将来(2024年~27年)のオフィス・ホテル化が検討されているようです(参考:2022年1月4日付日本経済新聞電子版 “横浜郵船ビル、ホテルに活用 日本郵船など市に提案“)。
郵船ビルの隣からは、新港ふ頭に向けて架かる万国橋横(屋形船の停泊地)に抜けることも出来ますが、
そのまま直進すると、万国橋通りの旧生糸検査所前、海岸通四丁目交差点付近に出ます。
右折すると新港ふ頭(通り沿いにはサークルウォークやワールドポーターズ、突き当りにはハンマーヘッドがある通りです)、左折すると馬車道商店街方面です。