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みなとみらい線 馬車道(横浜市役所)駅 -駅出口、ロケーション、定番スポット-

みなとみらい線全駅紹介

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みなとみらい線 馬車道(横浜市役所)駅 -駅出口、ロケーション、定番スポット-

馬車道駅

about 馬車道駅

馬車道駅(公式サイト)は、日本大通り駅みなとみらい駅の間にある駅で、正式名称は馬車道(横浜市役所)駅です。

ホームは地下三階、改札階は地下二階です。

ホーム階から改札階への移動の際、改札階(地下二階)で一度駅中央付近に誘導されるため、乗車位置による違いはそれほどありません。

地上エリアでみなとみらい線に並走するJR根岸線の最寄り駅は桜木町駅ですが、近隣には関内駅も位置しています(桜木町駅、関内駅、共に馬車道駅から徒歩圏内に位置しています)。

駅構内の様子

改札口と動線

馬車道駅の改札口の真上には、馬車道駅が「横浜再開発の中心みなとみらい地区と赤レンガ倉庫や県庁舎を中心とする歴史的地区の中間点に位置」(公式サイトより引用)する駅だということを意味しているようにも見える、円形の屋根が作られています。

その屋根の下に、ホーム階からの動線と、改札階より上の階からの動線が集うように作られているのですが、

改札階の一つ上(地下一階)のフロアでは、その中心部から改札階を見下ろせるようになっています。

横浜銀行旧本店壁面彫刻

改札階の上部には、かつてこの場所にあった横浜銀行の旧本店で飾られていたという、壁面彫刻が復刻されていて、

付近には、その案内書きも置かれています。

馬車道駅と”レンガ色”

馬車道駅のイメージカラーはレンガ色で、ホームの壁やホームドア広告、駅名標、改札周りなどに反映されていますが、

横浜スタジアム最寄りの日本大通り駅ではベイスターズの”横浜ブルー”が基調とされ、近未来がイメージされたみなとみらい駅では青と白が基調とされているので、間に挟まれた馬車道駅の”レンガ色”がことさらシックに伝わってきます。

馬車道駅の”レンガ色”は、日本大通り駅やみなとみらい駅とは明らかに別物であることが伝わってくる上、モノトーンが基調とされた元町・中華街駅のイメージとも好対照を為していることから、”地味感”は弱めです。

近隣の他三駅が、さりげなく馬車道駅の”おしゃれ感”を底上げしている感じですね。

改札周辺に作られた”レンガ色”の壁面には、現在のみなと横浜の風景(元町中華街エリア中心)が展示されている他、

いわゆる”ストリートピアノ”も置かれています。

馬車道エリアの”遺産”

馬車道商店街側出口付近では、何やら由緒ありげなパーツが壁一面に埋め込まれています。

「付近一帯の歴史を未来に向かって刻み込んで行こう」というコンセプトの下、

壁面には、かつての馬車道エリア縁の”モノ”が埋め込まれています。

それぞれの出口

全体像

馬車道駅の真上に本町通りみなとみらい大通りが通っていることを頭の中に入れておくと、目的の出口が見つけやすくなります。

1・2番出口とそれ以外“くらいのざっくりした覚え方をしておくだけでも見通しが良くなりますが、1番出口は市役所・アイランドタワー、2番出口は北仲ノット、3~7番出口は「馬車道商店街周辺と、入り口交差点付近」です。

1・2番出口が市役所等新しい馬車道方面3~7番出口が馬車道商店街等お馴染みの馬車道方面ですね。

1番・2番出口 -市役所・北仲ノット側出口-

1番出口と2番出口は、それぞれ市役所新庁舎・北仲ノットという、新設された施設に直結する形で通されている出口です。

1番出口は市役所方面出口、2番出口は北仲ノット方面出口です。

双方はみなとみらい大通りを挟んで内陸側(1番出口、市役所方面)にあるか、海側(2番出口、北仲ノット方面)にあるかの位置関係にあります。

本町四丁目交差点と”3~7番出口”

3~7番の5つの出口のうち、3番のみは馬車道商店街沿いに位置する県立歴史博物館の傍に作られていますが、他の4つの出口(4番~7番)は概ね本町四丁目交差点を囲むようにして作られています。

いわゆる”馬車道”方向につながっている出口で、従来よりお馴染みの馬車道エリアと馬車道駅が結ばれています。

馬車道駅付近の地上エリアでは、本町四丁目交差点を中心として馬車道万国橋通りという”(エリアによって異なる名前が付された)一本の道”が通されていますが、このうち馬車道沿いに作られているのが3・5・7番出口万国橋沿いに造られているのが4・6番出口です。

3番~5番は馬車道・万国橋通りを挟んでみなとみらい側に、6番・7番は同様に元町・中華街側に、それぞれ位置しています。

野毛、市役所、アイランドタワー方面(1番出口)

全体像

“横浜市役所”出口である1番出口は、1a、1b、1cと、三方向に分かれています。

1a:野毛・桜木町、1b:アイランドタワー、1c:横浜市役所ですね。

“1b”出口と”1c”出口はみなとみらい線・馬車道駅に直結する形で作られたビル(アイランドタワー、横浜市役所庁舎)内部へと通じる出口ですが、1a出口はみなとみらい大通り沿いにそのまま作られています。

1a~cの三つの出口を地上階基準で見た場合、本町通り方向に抜ける出口が”1b・アイランドタワー出口”、市役所内部に直結している出口が”1c・市役所出口”で、”1a・野毛・桜木町出口”はみなとみらい大通り沿いに作られています。

1b出口へ

エスカレーターを背にして1番出口方向へと直進していくと、1b出口=本町通り方向へと進む階段・エスカレーターに突き当たります。そのまま直進して1b出口へ、そのほか1aと1c出口についてはさらに右奥へと進みます。

エスカレーターはそのままビルの地上階出口へと向かっていますが、馬車道駅構内から伸びたエスカレーターを持つこの建物は、旧第一銀行横浜支店の隣に建つ高層オフィスビル”アイランドタワー”です。

正面の通りは、元町・山手・山下方面と桜木町駅前方面を結ぶバス通りである、本町通りです。

このまま道なりに、元町中華街駅・元町口傍に架かった谷戸橋の交差点まで直進する形で通されています。

アイランドタワーすぐ隣に見えているのが、旧第一銀行横浜支店です。

同じく本町通りの反対方向は、桜木町・野毛方面です。

みなとみらい大通り沿いにはまさにそのままの名前が付された”野毛・桜木町”出口(1a出口、後述)が作られていますが、大岡川に架けられた弁天橋を渡った後、右方向へまがると、こちらからでも桜木町駅に出ることが出来ます。

ただしこの点、今はJR桜木町駅前と横浜市役所傍の弁天橋付近が”さくらみらい橋“で一本に結ばれているので、本町通り側に出てもみなとみらい大通り側に出ても、どちらからでも市役所経由で桜木町駅方面に簡単に向かえます。

ちなみに野毛エリアは、JRのガードをくぐった後、さらに直進するとすぐのところに位置しています。

付近の注目スポットとしては、アイランドタワーと、

隣にある市役所の新庁舎、さらには“日刊新聞発祥の地”碑などが挙げられます。

1c出口へ

“日刊新聞発祥碑”の傍から市役所に入ってすぐのところに、馬車道駅(地下二階)へと繋がる1c口の下り階段とエスカレーターがあります。駅内部からであれば、1b出口へのエスカレーターがあった付近からさらに右方向に進んでいくと、このエスカレーターの乗り場付近に到達します。

地上階では市役所庁舎に直結しているということで、結構広めのイベントスペースに導かれる形ですね。

1a出口へ

開放感が素晴らしいイベントスペースを直進して反対方向に出ると、すぐ目の前にあるのが馬車道駅の1a出口です。

進行方向がみなとみらい方面、写真の右側はみなとみらい大通り、馬車道駅の”2番出口”(北仲ノット出口)はみなとみらい大通りの向こう側にあります。

北仲ノット、汽車道方面(2番出口)

二つの”2番出口”

みなとみらい大通り上、日本大通り・元町中華街方向に向かって右が市役所、左が北仲ノット、

反対にみなとみらい方向に向かって右が北仲ノット、左が市役所という位置関係にありますが、みなとみらい大通りを挟んだ向こう側、大体1a出口と同じくらいの位置に、二つの”2番出口”があります。

旧生糸検査所前付近に作られた2b出口(公式サイトでは「汽車道へ」とされています)と、

“北仲ノット”直結風に作られている、2a出口です。

“1番出口”の3つの出口が市役所庁舎の両側(本町通り沿いとみなとみらい大通り沿い)に向けて作られていることに対して、”2番出口”の二つの出口は共に、みなとみらい大通り沿いに作られています。

北仲ノット

“北仲ノット”というのは高層ビルの愛称(三井不動産公式サイト)で、商業施設名はKITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト、公式サイト)です。

建物の向こう側まで進んだ後で左側にぐるっと回って2a出口の傍まで戻ってくることも出来ます。

馬車道商店街、新港ふ頭方面(3~7番出口)

県立歴史博物館、馬車道商店街方面(3番出口)

3番出口への階段は、改札を出た後、正面付近に位置しています。

1番出口からだと、本町通りを挟んで丁度向こう側にあるのが3番の県立歴史博物館出口ですが、出口の向かい、本町通りの向こう側には旧生糸検査所=現横浜第二合同庁舎があります。

そもそも県立歴史博物館が馬車道商店街沿いにあるので、馬車道商店街へも最寄りの出口となっています。

馬車道商店街、新港ふ頭方面出口(4番~7番出口)

馬車道(写真の正面奥、JR関内駅北口方向に伸びた道)及び万国橋通り(馬車道からまっすぐ、新港ふ頭に向かって伸びている道)の通り沿いで、日本大通り・元町中華街側(写真の左側)に作られている出口が6番・7番出口みなとみらい側(写真の右側)に作られている出口が4番・5番出口ですが、この4つの出口は全て、本町四丁目交差点を取り囲むようにして造られています。

例えば5番出口は馬車道商店街入り口付近のみなとみらい側(写真中央やや右、馬車道入り口ジョナサンの隣)、7番出口は日本大通り側(写真左、東京藝大大学院前)にそれぞれ作られています(共に写真の奥側、通りの向こう側の出口です)。

これに対して4番出口、6番出口の二つの出口は共に万国橋通り沿い(写真の手前側)にありますが、万国橋通りを挟んでみなとみらい側が4番出口、日本大通り側が6番出口です。

それぞれ、4番出口がハンマーヘッドに近く、6番出口が赤レンガに近いと誘導されていますが、ハンマーヘッドへも、赤レンガへも、いずれも”気持ち”程度の違いが生じるか否かではないかとも思えるところです(共に、横断歩道一つ分=道路一本分の違いが生じます)。

その違いにも勿論意味はありますが、ここは本町通りに沿って進む必要があるのか、あるいは海方向に向かう必要があるのかを基準とした方が、効率の良い選択が出来るところかもしれません。

万国橋通りをそのまま海側(新港ふ頭方面)にまっすぐ進めばいい場合は4番出口(例えばハンマーヘッドや万国橋、汽車道、ワールドポーターズ等)へ、万国橋通りから日本大通り・元町中華街方面に進む必要がある場合(例えば赤レンガパークの他、象の鼻パーク等)は6番出口へ、というルート選択が個人的にはお勧めです。

定番観光スポット5選

馬車道駅界隈では”ここを見ておけばOK!”、という定番お勧めスポットを5つピックアップしました。

参考:馬車道駅周辺定番観光スポット5選

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