【横浜山手の公園/港の見える丘公園】二つの西洋館の周辺エリア

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横浜市イギリス館と山手111番館、その周辺

イギリス館周りの四季 -花壇の小径-

花壇の小径の春

港の見える丘公園は、海側に作られた展望エリアと共に、花壇が多いことでもお馴染みの公園です。

こと”公園内花壇”ということでは、横浜市イギリス館周辺がお勧め

イギリス館の前はイングリッシュ・ローズの庭になっていますが、そのほか周囲はほぼ花壇と緑に囲まれている上、海側には香りの庭が、裏手方向にはバラとカスケードの庭がそれぞれ設置されているため、花壇の多い公園内でも特に“花と緑の中にある西洋館”の趣が強くなっているんですね。

特にそのことを感じられるのが、イギリス館の横から裏手にかけて多く作られている小さい遊歩道です。石畳の小さい遊歩道は花壇の中を通すように作られているので、春先から秋にかけて特に華やかな小径となります。

参考

丘公園中心部、”イギリス山”の四季

毎年春には横浜市イギリス館裏手の小径から、”バラとカスケードの庭”で咲いている桜を目にすることが出来る他、

バラの季節の小径のすぐ傍では、港の見える丘公園がほぼ公園をあげて売りとしているバラが咲いているのを間近に見ることが出来ます。

バラの旬はそこまで長くはありませんが(感覚的に桜よりは長い、けどもたもたしていると満開状態を逃してしまう、位でしょうか)、初夏や晩秋の晴天時には、特に華やかになります。

例年、バラの季節は丘公園が最も華やかに見える季節ですね。

イングリッシュ・ローズの庭から引き続いてバラが咲いている裏手の花壇では、

秋になるとススキが目に付く一帯(横浜市イギリス館の真裏、噴水のあるバスロータリー付近の花壇)も用意されています。

華やかな晴天時に比べ、雨天時にはイングリッシュ・ローズの庭も、

イギリス館裏手の小径も、一転してしっとりとした雰囲気に包まれます。

初夏のバラの季節が過ぎた梅雨の頃や、天気が不安定になりがちな秋の初めから晩秋(秋のバラの季節)にかけて、しばしばおなじみとなる風景ですね。

参考

山手111番館とその周辺

バス通りと山手111番館

港の見える丘公園内に位置するもう一軒の西洋館・山手111番館は、市バス20系統やあかいくつ号の通るバス通りに面していますが、

バス通り沿いに作られた門扉が、

表玄関風に整えられています。

この辺り、横浜市の所有となる前は私人宅だったことを彷彿とさせる部分ですね。

参考

バスロータリーと噴水塔

山手111番館すぐ隣には、バスロータリーと噴水塔が作られています。

噴水塔は、横浜に近代水道が整備されたことに縁を持つものです(※)。

ロータリーは、”港の見える丘公園前”が終点となっているあかいくつ号の他、各観光バスなどがここでぐるっと回って元来た道を戻るために用意されています。

参考

111番館、”cafe the rose”と、バラとカスケードの庭

バス通り側や噴水側から見た山手111番館は二階建てに見えるのですが、バス通り側から見た場合の裏手にあたる、バラとカスケードの庭側から山手111番館を見た場合、建物は三階建てに見えます

表から見た場合の地下一階、公園内から見た場合の一階は喫茶店”cafe the rose”ですが、

噴水塔横やバス通り側から入る場合、お店に進むためには一階分下ることになるんですね。

喫茶店の正面入り口は、バス通り側から見ると山手111番館の裏手にあたる、”バラとカスケードの庭”側に用意されています。

バス通り側から見た地上部分の一階と二階が現在一般公開されている山手111番館、地下一階部分が喫茶店”cafe the rose”として用意されている、という構造です。

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