秋の日本大通り・銀杏の紅葉
開港広場

山下公園通りから、交差点の横断歩道を渡り開港広場へ。丁度日本大通りの裏手にあたる一帯です。
行政法上都市公園に含まれる街区公園でありつつもその実態は広場である、という認識からか、横浜市の公式サイトでは”開港広場”とされていますが”開港広場公園”とも呼ばれているようです。
“港町・横浜がここから始まった”という由緒を持つ広場で(参考:日米和親条約と日米修好通商条約)、春の桜の時期、秋の紅葉の時期には季節を感じることが出来るのが魅力となっています(参考:開港広場の夜桜)。
海岸教会隣で咲く春の桜の他、山下公園通りや日本大通りの銀杏が伝えてくる季節感等々を体感できることでもお馴染みですが、今年についてはやや時機を逸したせいか、秋真っ只中というよりは”秋の終わり”が強く感じられる風景となっていました。
日本大通りへ

そんな開港広場から開港資料館横を歩き、秋の日本大通りへ。

通り沿いのイチョウの様子からは、ぼちぼち秋が暮れゆく季節に入ってきたことが伝わってきました。

日本大通りは横浜の歴史が始まったエリアであり、かつ成長・発展・挫折等々を共にしたエリアでもあるということで、現在も通り沿いに数々の足跡が残されています。

港と反対側の突きあたりは、横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアムを有す、横浜公園です。
この街路に沿って、銀杏並木は続きます。
盛期の紅葉

内陸側(かつての”関内エリア”入口方面)を見ればスタジアムのナイター照明(位置によっては増設されたウイング席)が見え、

海側を見ると山下臨港線プロムナードや(位置によっては)大さん橋に停泊中の大型客船等が見えるという景観も、日本大通りが持つ大きな魅力に含まれるものですが、

今年今の時期の紅葉では、横浜公園側に進むにつれ、紅葉が鮮やかになっていくのが分かりました。

ちなみに今回日本大通り沿いで一番鮮やかだったのは、


イチョウの木の奥、左側に位置する車寄せのようなエントランスを持つ建物が、横浜地裁です。市内・県内の法曹の中枢エリアも、秋の深まりに包まれています。
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