新緑とアジサイ@元町・中華街
見尻坂から

梅雨が明けたのか梅雨真っ只中なのかよくわからない気候が続く今日この頃ですが、最高気温が30度に近づいたとある午後。
元町商店街の端から見尻坂経由で山手本通りへと抜ける道すがら、
みなとみらい線・元町中華街駅屋上に位置するアメリカ山公園に立ち寄ってみました。

「人の尻を見ながら登ることになる」位の急角度の坂道だという由来が示唆するように、その入り口には中々キツめの勾配が存在しますが、幸いなことに見尻坂自体はそこまで長い坂道ではなく、

なおかつ木陰になるので、夏日や猛暑日でもまだ割と涼しかったりするのはありがたいところです。

もちろんそうはいっても暑いものは暑いのですが、冷房がキンキンに効いた室内から出たばかりといったような状態であれば、この木陰のおかげでむしろ蒸し暑さを心地よく感じられる・・・、なんてこともあるかもしれません。

そんなこんなで坂道を登っていくと、左手に出てくるのがアメリカ山公園です。

西洋風の門柱・門扉や門前のカラフルな花壇が目を惹くという、中々小洒落た公園ですね。
参考
- 横浜元町ショッピングストリート(元町商店街)を街歩き
- 元町商店街公式サイト
- 【横浜山手の坂道】見尻坂(元町商店街から外国人墓地傍へ)
- みなとみらい線 元町・中華街(山下公園)駅 -駅基本情報、ロケーション、交通案内-
- 【横浜山手の公園/基本情報】アメリカ山公園(元町中華街駅屋上)
- 西部造園 “横浜市アメリカ山公園“(公式サイト)
初夏のアメリカ山公園

見尻坂を上り切って、いざ公園内へ。

公園へ入ってすぐの道沿いでは、早速今の季節の風物詩・アジサイが咲いています。

残念ながら旬は少し過ぎてしまっていたようですが、まだまだ十分みられる状態ですね。

アメリカ山公園は元町・中華街駅の屋上階=五階にあるので、見晴らしがとても良いところも魅力です。

公園内をぐるっと一周歩いてみると、

壁伝いに造られた道にもアジサイ。
ただし、やはりこちらの紫陽花も少々見ごろを過ぎてしまってはいたようで、少し前までは葉の緑も鮮やか、茎もしっかり伸びていたようなのですが、今はどちらもちょっとくたびれてしまっています。

ちなみに白いアジサイは、アメリカアジサイ(=アナベル)と呼ばれている品種です。

しかし、やはり今の季節の山手地区は緑が眩しいですね。
日差しが強いと流石にしっとり感は控えめとなりますが、その分キラキラした生命の息吹のようなものを感じます。

アメリカ山公園の真ん中付近の花壇の様子です。アジサイっぽい色で、今の季節に合っていますね。

満開のヒマワリは、一足早く夏を思わせます。
アメリカ山公園周辺の初夏 -横浜地方気象台、元町公園-

アメリカ山公園から徒歩圏内にある横浜地方気象台の敷地内でも、

ごくわずかに咲いたアジサイが見ごろを迎え、

さらに山手本通りへと進むと、元町公園内でも、

ピークをやや過ぎたアジサイが咲いていました。

春は桜が満開になることで華やぐ小さい元町公園でも、アジサイは今が見頃です。
参考
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