青春18きっぷ旅、スタート
夜明け前のJR石川町駅

23年・年末某日。早朝・6時前のJR根岸線・石川町駅駅前(南口=元町口)です。
群馬県の信越本線・横川駅を皮切りに色々巡った夏の青春18きっぷ旅から、気が付けば既に半年が経過していたという23年年末。
今回も前回と同じく超・早朝発で、東北・信越方面への青春18きっぷ旅へ、赴いてくることにしました。
ところで、今回の18きっぷ旅のスタートとなる石川町駅前の時点で、時刻はAM5時台。
夏場なら完全に夜が明けている時間帯ではあるのですが(参考:早朝のJR山手駅)、冬場は未だ夜の続きといった時間帯です。

駅ホームも然りで、ほぼ駅が開いているだけの状態でした。
やがて到着したやや混雑気味の根岸線車内でも、ほとんどのお客さんはウトウト状態。
夏場だと朝の陽ざしが「アラーム」の役割を果たしてくれる場合もありますが、冬場は少々勝手が異なるようです。
JR横浜駅から、湘南新宿ライン(宇都宮行き)へ -初日の行程-
JR横浜駅にて

その後、約10分程度で横浜駅着。午前6時前の、東海道線上りホームの様子です。
そこで電車が動いているのであれば方々から人が集まってくるのが横浜駅界隈の日常風景ですということで、朝も早くから、横浜駅は横浜駅でした。
夜明け前にして既に日中の雰囲気を醸すホームでは、当たり前のように電車待ちの列も作られていましたが、市内随一、かつ県下一の交通拠点であることがひしひしと伝わってきます。

仕事納め直前、かつ年末モード真っ只中のホームへ定刻通りに入線した東海道線は、ほぼ満席です。
小田原・西湘エリア、さらには湘南エリアや横浜市の南端エリアから東京へ通勤するお客さんが結構な数いるため、実は東海道線って朝がとても早い電車ではあるのですが、この辺りのことは地元民(神奈川県民)であればある程度周知の事実ではあります。
何を今更、ではあるでしょうか。
時間帯による相違はといえば、普通に混んでいるか(平日早朝)、それとも激混み状態になっているか(平日ラッシュアワー)の違いです。
とはいえ、いざその現実を改めて目の当たりにすると、やはり圧倒されますね。
JR横浜駅発

到着した電車は6時16分横浜発、”快速ラビット”宇都宮駅行きです。
今回も前回の帰路ラスト同様(参考:高崎駅から横浜駅へ)、首都圏では別料金を払ってグリーン車を利用することにしました。
乗り換えには必要以上に余裕を持たせたプランを用意しておくのが常なのですが、余裕を持たせたプランからは、思わぬ形で”理想のプラン”が転がり込んでくることがあったりもします。
「接続時間的に乗車を諦めていた電車に乗ることが出来た」などというのがよくあるパターンですが、今回はスタート時点でそのラッキーにあやかることが出来ました。
後から振り返ってみれば「朝早いから、荷物多めだからと慎重になること自体はともかく、勝手知ったる駅のホーム間乗り換えに30分も乗り換え時間を空けるのはどうなんだろうか」というようなガバガバプランになっていた部分もあるにはあったのですが、ともあれ。
そんなこんなで今回の青春18きっぷ旅は、思いがけぬ?”拾い物接続”から開幕することとなりました。

東京への車中で夜明けの時を迎え、

やがて東京駅へ。ここまでが東海道線区間です。
宇都宮線、東北本線、磐越西線
東京駅から先は、同じ電車が“快速ラビット”(JR東日本公式サイト)となって、宇都宮線(ジョルダン “宇都宮線路線図“)区間を快速運転で進みます。

まずは”ラビット”で宇都宮駅まで、宇都宮駅到着後は宇都宮線の終点である黒磯駅まで。

黒磯駅から先は、いよいよ東北本線エリアです。
東北本線(ジョルダン “東北本線路線図“)は、栃木県黒磯市の黒磯駅と岩手県盛岡市にある盛岡駅を結ぶ、黒磯駅からまっすぐ北上する路線です。
黒磯駅からまずは新白河駅へ、新白河駅からは郡山駅へと、同じ東北本線ではあるのですが、小刻みに乗り継いで進みます。

郡山駅から先は磐越西線で、この日の目的地である会津若松駅へと進みます。
磐越西線(ジョルダン “磐越西線路線図“)は福島県郡山市に位置する郡山駅と、新潟県新潟市(秋葉区)に位置する新津駅を結ぶ、郡山駅から西側に伸びた路線です。
会津若松駅着

13時20分、この日の終点、
磐越西線の会津若松駅に到着しました。

磐越西線は郡山・会津若松間と会津若松・新津間が分けて考えられ、運行されているようで、線路も会津若松駅で行き止まりになっています。

スタートの時点で30分早い電車に乗れたことによって、終着駅では3時間近くのゆとりが加算されることとなりました。

