安曇野泊と朝の安曇野
妙高から安曇野へ
朝の妙高で山間の秋を体感した後は、信越大橋等を経由して善光寺へ。
善光寺詣での後は一年ぶりとなる海ノ口駅・木崎湖へ寄り道してから、日没に向かって薄暗くなっていく安曇野の空の下、一路宿泊先の安曇野穂高ビューホテル(公式サイト)を目指しました。
予定通りチェックインした後は落ち着いたホテルの雰囲気を楽しみながらゆっくり過ごし、今回の旅行の最終日に備えました。
朝食バイキング
ということで開けて翌朝は、ホテルのバイキングから。
“Go Toトラベル”が始まってしばらくたち、ホテル側としても要領を得て来た部分もボチボチ出てきたからだということなのでしょうか、館内共有スペースでのマスク、およびバイキング時のビニール手袋必須という条件の下、ぼちぼちバイキング形式が戻ってきているホテルもあるようです。
前日泊まった休暇村妙高でもバイキング形式の朝食を楽しむことが出来ましたが、この日の宿泊先だった安曇野の穂高ビューホテルでも、和洋の定番メニューがこれでもかとばかりに豊富に取り揃えてある他、郷土料理も用意されていたというなんとも豪華な朝食バイキングを楽しむことが出来ました。
中でも味噌汁、ポン酢で食べる温野菜、安曇野のわさびを使ったわさび丼は格別で、トレーの上の食事は計3回ほど空になりましたが、朝から文句なしの時間を過ごせました。
猿の群れ
いよいよ旅行最終日が始まりましたということで、ビューホテルをチェックアウト後、穂高の駅前に向かって山を下って行った時のこと。最初は遠目に犬か、あるいはタヌキかキツネか、そんな感じにも見えたのですが、なんとサルの大群が向かって左の畑から右の畑へと移動する形で、次々道路を横切って行きました。
全部で20~30頭位いたでしょうか。ものの10~20秒程度の出来事でした。
道端で座り込んでいるサルは、どこかの畑から盗んできたのであろう、農作物を食べています。
いつもいいもの食べて、毛づくろいもしっかりしているせいなのか、毛もツヤツヤで、
真横から見るとわかりやすいですが、頬袋もパンパンです。
動物園やペット屋さん、あるいは人里離れた山奥など、然るべきところにいるのであればこのおサルさんたちもさぞや人気者になれたのでしょうが、畑荒らしと思しきサルの群れが20~30頭レベルで道路を占拠し、”戦利品”である農作物食べ放題という、リアルな獣害を間近で見るとどこか戦慄を覚えます。
仮に自転車だったら人間がサルの集団に襲われていたかもしれないですし、単車だったらサルを跳ねた運転手が単車もろとも吹っ飛んじゃう、なんてこともあるかもしれません。
ここで思い出したのが前日に妙高で見た食害の注意喚起です。
安曇野からだと多少距離がありますが、温泉に入るサルが見れるのも、同じ長野の地獄谷(地獄谷野猿公苑公式サイト)ですということで、長野県は、サルにとってもかなり住みやすいところなんでしょう。
いずれにしてもこういう形で棲みつかれてしまうようだと、百害があったところで一利もなさそうですね。