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【元町商店街・横浜中華街間の橋】市場通り橋(汐汲坂付近から市場通りへ)
市場通り橋
市場通り橋は、元町商店街(公式サイト)の汐汲坂エリア付近と横浜中華街(公式サイト)の市場通り付近を結んだ橋です。
昭和58年(1983年)に高速道路建設に合わせて架けられた橋で、橋名は、中華街内の市場通りに通じていることに由来しています。
この橋がないとちょっと不便、反対にあるととても便利ですという、とても気の利いた橋なんですね。
元々元町商店街(中区元町)と横浜中華街(中区山下町)は、堀川(=中村川)という大岡川水系の下流にあたる川を挟んで隣り合っています。表現を変えると、至近距離にある双方を行き来するためには川を渡る必要があるのだということなのですが、そんなこんなでみなとみらい線(公式サイト)の元町中華街駅から~JR根岸線の石川町駅の間にかけて、堀川上には何本かの橋が架けられています。
海沿いから順に、新山下地区と山下公園通りを結ぶ山下橋、元町・中華街駅の元町口傍に架けられた谷戸橋、代官坂付近に架けられた代官橋、フランス料理の霧笛楼(公式サイト)前から百段通りをへて中華街の南門シルクロードへと繋がっていくルート上に架けられた前田橋、汐汲坂付近に架けられた市場通り橋、元町交差点付近に架けられた西之橋です。
既述のように、東隣には前田橋が、
少し離れた西隣には西之橋が、それぞれ架けられています。
元町商店街の汐汲坂界隈といえば、例えばもとまちユニオン(公式サイト)がある一画ですが、商店街内ではJR石川町駅寄りの中心部にあたります。
端というほど端ではない、ただしど真ん中でもないというような一帯で、ほぼ中心部に通された前田橋まではまだ多少距離があるので、”前田橋経由で中華街へ”と考えると、同様に多少の距離感を感じます。
なのですが、汐汲坂が通された一帯に架けられた市場通り橋を渡ると、ほぼ橋を渡り終えたところから市場通りに繋がる横断歩道が通されているので、そのまま中華街の中心部へと進むことが出来るんですね。
市場通りは中華街の中心付近に通された通りで、二本の大きな通りである関帝廟通り、中華街大通りと直行して、開港道まで伸びているので、元町商店街でショッピング・街歩き後、中華街でガッツリ食べ歩き観光したいなどという場合にもうってつけのルートとなります。