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【大雪】北海道や新潟県内などで警報級の降雪発生

時事と防災

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【大雪】北海道や新潟県内などで警報級の降雪発生

警報級の降雪

2月5日から6日にかけて、北海道や北陸地方で記録的な大雪が降りました。

北陸地方や新潟県の中ではあまり雪が降らない方だといわれる新潟市でも4日(前日)の段階で注意喚起されていたことをはじめ、気象庁の新潟地方気象台や国交省の北陸地方整備局などが出した情報では、大雪が降る前の段階で今回の”警報級の大雪”が予測されていたようです。

「外れることもある」、さらに先鋭化して「あてにならない」などと言われることもある天気予報ですが、その例外にあたるともいえるのがこの“警報級”予報で、残念なことに近年この予報が来ると季節や災害の形態を問わず、ほぼ100%的中しています。

人知の及ぶ範囲では変えようがない、かつ近い将来確実に起こる災害の予告であると同時に、それでも災害の発生が分かっていれば出来得る限りの対策を取ることが可能となるという中々複雑な予報ではあるのですが、やはり今回も的中してしまいました。

ということで、北陸地方と北海道は”警報級”の大雪に見舞われています。

元々北海道も北陸4県も、全域が豪雪地帯対策特別措置法が定める豪雪地帯に指定されているエリアであり、新潟県の津南町に関しては特別豪雪地帯に指定されているという、冬季の積雪との共存を余儀なくされているエリアではあるのですが、そういう地域にあっても近年稀と言える規模の豪雪だったようです。

 

現地の様子 -新潟・津南町と北海道・札幌市-

新潟・津南町

YouTubeから

夏の津南町は緑が多く自然が豊かでとてものどかなところなのですが、冬になると一転して、日本有数の豪雪地帯に変化します。

今回の豪雪では、2月6日午前10時の時点で、直近24時間の降雪量だけで83センチ、降り始めからの積雪量は342センチに達し(参考:NST新潟県内ニュース “新潟・津南町で今季初の積雪3m超 大雪ピーク過ぎるも引き続き注意を“)、さらにその後350センチに到達したようです。

約350センチというと、およそビルの二階程度の高さに該当するので(1階3~3.5メートル換算)、一階丸ごと雪の中という感じですね。

ウェザーニュース(公式サイト)の記事(各地で近年にない積雪 新潟・津南342cm、札幌市も100cm超える)中の写真では、軽く人の背丈を超えている様子が写されている他、津南町に住まれている方(くますずチャンネル〜新潟県津南町よりお届け〜)のアップした動画では、雪に埋もれてしまった家を掘り起こすように雪かきをしている様子も伝えられています。

このほか、今回の豪雪の前、先月にもすでにかなりの大雪が降っていたらしく、UX新潟テレビ(公式サイトYouTube公式アカウント)の天気予報ではその時の様子がリポートされていますが、この時の雪でも現地リポーターさんの背丈を超える積雪が見られます(その上で、マイクにも雪が積もっています)。

 

twitterから -観測史上最深の積雪-

津南町観光協会の公式Twitterでも、車が丸ごと雪に埋まってしまった様子や、

車が雪の中からちょっと姿を現した様子、

積雪量が4メートルに近づいた様子などがリアルタイムで伝えられています。

その後の津南町では、3月24日(午前1時)に、1989年の統計開始以来、観測史上最深となる419センチの積雪がありました(参考:tenki jp “北陸や北海道など 記録的な大雪“、ウェザーニュース “新潟・津南町で積雪419cm 観測史上1位を更新“)。

積雪量が4メートルを超えるのは2006年以来16年ぶりのことで、今回の積雪では、津南町など計5つの市と町に災害救助条例が適用され、雪下ろしなどの費用の半額が県によって負担されるようです。

以下、Twitterで投稿されていた大雪の様子です。

 

北海道・札幌市内

YouTubeから

新潟と同じく豪雪地帯である北海道・札幌市でも、2月6日、平年の2倍以上の積雪があったようです。2月5日13時から24時間の降雪量が、観測史上最大の60センチに達した、積雪量も8年ぶりに1メートルを超えたということで、降雪中の画面はほぼ真っ白、車は昼間でもライトをつけて走っている様子が映像に残されています。

この大雪の影響で、翌7日、札幌駅を発着するすべての列車で、終日運休となった(参考:NHKニュース “【動画】記録的大雪でJR終日運休 ホームの高さまで雪 札幌“)他、市内の交通事情も大混乱したようです。

 

twitterから

twitterでも、札幌市内の大雪の様子が、たくさん投稿されていました。

 

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