【みなとみらい線沿線さんぽ】冬の終わりの横浜山手-2月のイギリス館前-

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冬の終わりと庭園の残冬

前日までの晴天が一転して、やや天候が不安定となってしまった二月中旬の某日。

前年冬の紅葉が終わって次の桜のシーズンが来るまでの間、公園入り口横からバラの庭園の向こうに位置するイギリス館の様子が分かりやすく伝わって来ますが、この”スッキリ感”が毎年冬の”丘公園”の風物詩な感じですね。

この日の横浜は未明から、一日を通じて不安定な空模様でした。

ということで、いざ外に出てみるといつもより低い空が若干おどろおどろしく伝わって来もしましたが、「よく見ると既に小さいつぼみが付いているものの、さすがに遠目にはよくわからない」というヒザクラの枯れ木感もまた、展望台エリアの冬を演出しています。

桜の木の足元の花壇には既にボチボチその予兆が見えているようにも感じますが、あと一か月もするとこの展望台エリアも”ガーデンネックレス”会場の一部を形成して、華やかな春を迎えることとなるんですね（参考：【早朝花散歩とガーデンネックレス2022】春の港の見える丘公園）。

公園入口向かって右側に位置している、イングリッシュ・ローズの庭へ。

まさに季節の移り変わりの時期にあたっていたということで、丁度、庭園の手入れの真っ最中でした。

庭園の、一番バス通り側の一角から海方向を見てもベイブリッジが見える程度にスッキリしているというのも、この季節ならではの風景なのですが、

足元を見てみると、今まさに庭園の手入れが進められている様子が伝わって来ます。

初夏から夏、さらには秋のバラの季節に向かって華やかになって行くイギリス館周りの石畳の小径も、今は”これから”のイメージが強いという、一旦リセットされた状態になっています。

春本番まであとわずか、といったところですね。