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【横浜街歩き/みなとガーデン】春の汽車道と新港中央広場
全国都市緑化フェアは、今年で33回目を数える人気イベントです。
主催は地方自治体と都市緑化機構で、都市の緑化の普及・啓発が目的とされていますが、今回は特に”Garden Necklace YOKOHAMA2017″ みなとガーデンと銘打たれ、3月25日から6月4日まで開催されます。
時節柄、お花見目当ての来場者も多数ということで、世代性別問わず色々な方でにぎわっていました。
汽車道
今回は、みなとみらい側から汽車道へ。
「汽車道」は、かつて本当に鉄道の路線だったという歴史的な経緯からの命名です。
旧線路沿いの路側帯に、花のレールが敷き詰められています。
港二号~三号橋梁エリアに入ると歩行スペースが広がります。
芝生エリアにも花壇。
線路の右隣が汽車道の港三号橋梁入り口、写真右上部にわずかに見えるのが港二号橋梁です。
運河パーク
みなとみらい側から汽車道を歩き切ったところにあるワールドポーターズ前の運河パークも、「みなとガーデン」の会場です。「都市生活を彩る庭」のテーマの下、様々な花壇が出展されていました。
日時計の花壇。
1971年に横浜で建造された原油輸送船「高岡丸」の錨と同型の錨。ナビオス横浜前に設けられた置き場も、「よこはまフェア」仕様の花壇になっています。
新港中央広場
ナビオス横浜をくぐった後に到着するのが新港中央広場も、花壇設置エリアです。
3月30日の時点で、桜が一本だけ満開になっていました。
新港中央広場を中心とする一帯は、かつて保税倉庫他港湾施設が多く置かれ、旧横浜駅(現桜木町駅)と臨港線(現汽車道上を通る路線)で結ばれていた地区にあたります。
臨港線は、昭和35年までの旅客運送、昭和61年までの貨物運送を経て廃線となりますが、その後平成9年に現在の汽車道として整備されました。
「風のとおりみち」。
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