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【横浜街歩き/元町・中華街エリア 西洋館のクリスマス 1】港の見える丘公園のクリスマス
山手111番館-エストニアのクリスマス-
現在、山手の8つの西洋館(港の見える丘公園内の山手111番館・横浜市イギリス館、山手234番館、エリスマン邸、ベーリックホール、山手公園内の旧山手68番館、イタリア山庭園内の外交官の家、ブラフ18番館)では、”世界のクリスマス”と銘打たれたイベントが開催されています(~25日まで)。
山手111番館は、港の見える丘公園内であかいくつ号や観光バスなどのロータリーになっている、噴水横にある西洋館です。
ロータリー内から見た姿
通り沿いから見た姿。
通り沿いから見ると裏手にあたる、港の見える丘公園・バラとカスケードの庭側から見ると、二階建てではなく三階建てになっています。
一階部分にある喫茶店”ローズガーデンえの木てい“は、エリスマン邸前にある”えの木てい”の支店に当たるお店です。
山手111番館のクリスマス
山手111番館では、バルト三国・エストニア共和国のクリスマスがテーマとされています。
エストニアは、歴史的には北欧の国々のほかドイツ・ロシア・ポーランドとの繋がりが強く、冷戦期にはソ連に組み込まれていたため、北欧、東欧どちらの色も持ちますが、1991年の独立以降「ソ連」はタブーとなります。
現在では2004年にはNATO及びEUに加盟するなど、政治的には旧西側の陣営に属しています。⠀
そんなエストニア、首都タリンの旧市街地は、世界遺産にも認定されている数々の歴史的建造物が織りなす独特の風景からしばしば「おとぎの国」などとも呼ばれているのですが、外に飾るクリスマスツリーの元祖の国でもあって、クリスマスシーズンの首都・タリンの旧市庁舎とラエコヤ広場では、ツリーを中心としたマーケットが名物になっています。⠀
エストニアの首都・タリンのクリスマスマーケットの様子を模した飾りつけ。
羊の親子がツリーを守るように置かれ・・・
石の中に描かれた猫or狐がそれを見つめています。
民族衣装や刺繍の伝統も有名なエストニアに因んで、機織り機や衣装の展示。
「外に飾られたクリスマスツリー」の元祖・エストニアのツリー。
アクセス・開館情報
開館時間:9:30~17:00(7月・8月のみ、~18:00)
休館日:毎月第二水曜日、年末年始(12/29~1/3)
イベント「世界のクリスマス」12/1~12/25
横浜市イギリス館のクリスマス
港の見える丘公園内、噴水塔を挟んだ山手111番館の並びに位置しているのは、かつて英国総領事の公邸として使われていた横浜市イギリス館です。
イギリスの国花であり、平成以降は横浜市の花でもあるバラに囲まれているのが建物周りの特徴です。
横浜市イギリス館では、英国のクリスマスがテーマとされています。
典型的な英国のクリスマスシーズンの過ごし方としては、24日にクリスマスを迎えるための買い物を全て済ませ、25日に街全体が祝日となって公共交通機関・施設は全てお休み、家族の他親戚一同も勢ぞろいしてクリスマスを楽しみ、午後からは一同揃ってエリザベス女王のスピーチを見る、翌26日に町中で一斉にバーゲンセールが始まる、といったところのようです。
アクセス・開館情報
開館時間:9:30~17:00(7月・8月のみ、~18:00)
休館日:毎月第四水曜日、年末年始(12/29~1/3)
イベント「世界のクリスマス」12/1~12/25