スポンサーリンク

【みなとみらい線沿線の四季】春のさくら通りとみなとガーデン

春の横浜

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分14秒です。

【みなとみらい線沿線の四季】春のさくら通りとみなとガーデン

都市緑化フェアとみなとガーデン

地方自治体と都市緑化機構主催の全国都市緑化フェア(都市緑化機構・公式サイト)は、今年で33回目を数える人気イベントです。

その名の通り、全国の都市の緑化の普及・啓発が目的とされたイベントなのですが、今回は”Garden Necklace YOKOHAMA2017″ みなとガーデンと銘打たれ、3月25日から6月4日までの予定で、横浜での開催が計画されています。

対象エリア内には桜の見どころが何か所か含まれていますが、みなとみらい地区にあるランドマークタワー横のさくら通り、新港ふ頭にあるカップヌードルミュージアムパークでは、4月の第一週から第二週にかけて、桜が満開になっていました。

 

みなとみらいの桜

さくら通り

ランドマークタワー横付近からはじまり、インターコンチネンタルホテルとパシフィコ横浜付近まで伸びているさくら通りでは、今年も4月の第一週から第二週にかけて桜が満開を迎えました。

ランドマークタワー横、日本丸付近の桜は、

桜木町駅前方面から”動く歩道”に乗って歩いてきたときに見える桜でもありますが、

桜並木はこの付近から、海方向に向かって延びています。

みなとみらいホール横は壁面がガラスになっているので、

桜や観覧車などが壁面に反射している様子をうかがうことが出来ます。

 

日本丸メモリアルパークと帆船日本丸

日本丸メモリアルパーク内でも、みなとガーデン開催中です。

ゆるキャラマスコットのガーデンベアくんも健在。

日本丸メモリアルパーク内、ドック横の芝生の公園からの風景です。

 

新港ふ頭の桜

カップヌードルミュージアムパーク

さくら通りを歩き切った後、右手にある国際橋の向こうに位置している「万葉倶楽部」(公式サイト)の建物手前からはじまるのが、カップヌードルミュージアムパークです。

かつては新港パークと呼ばれていた公園ですが、2013年に横浜市がネーミングライツ=命名権(横浜市公式サイト)を令和4年7月31日までの期限付きで日清食品HDへと売却()、以降の新港パークは、元々この地にあった「カップヌードルミュージアム」(正式名称:安藤百福発明記念館、公式サイト)の名前を冠した「カップヌードルミュージアムパーク」となりました。

この一帯もまた、春には桜が満開となることで知られています。

対岸にはインターコンチネンタルホテルの他、シーバス・湾内観光クルーザーの発着するぷかりさん橋が臨めますが、公園内に入ると、桜の季節であれば満開の桜で一杯の空間となります。

右奥に架かる橋が国際橋です。

 

汽車道

汽車道は、日本丸メモリアルパークの傍から、新港ふ頭の入り口に位置する運河パークに向かって延びています。

かつて本物の鉄道の路線だったという歴史的な経緯に由来していますが(参考:鉄道開通と鉄道創業の地)、

現在の遊歩道=汽車道は、日本丸メモリアルパーク側から順に、一号・二号・三号という三つの橋梁(それぞれ港一号橋梁港二号橋梁港三号橋梁)によって、新港ふ頭と結ばれています。

見るからに鉄橋だとわかる大きな橋が一号、二号、それと意識していないと見逃してしまう小さな橋が三号ですが、みなとみらい側から進んだ場合、港一号橋梁、港二号橋梁と、大きい鉄橋を歩ききった後に、歩行スペースが広がります。

線路の右隣に架かっているのが汽車道の港三号橋梁入り口、写真右上部にわずかに見えるのが港二号橋梁です。

 

運河パーク

港三号橋梁付近にあるワールドポーターズ前の運河パークも、「みなとガーデン」の会場です。

テーマは「都市生活を彩る庭」ということで、例えば日時計の花壇のほか、

1971年に横浜で建造された原油輸送船「高岡丸」の錨と同型の錨の回りなど、ナビオス横浜前に設けられた置き場も、「よこはまフェア」仕様の花壇になっています。

 

新港中央広場

新港ふ頭内・新港中央広場を中心とする一帯は、かつて保税倉庫他港湾施設が多く置かれ、旧横浜駅(現桜木町駅)との間が臨港線(現汽車道上を通る路線)で結ばれていた地区にあたります。臨港線は昭和35年までの旅客運送、昭和61年までの貨物運送を経て廃線となりますが、その後平成9年、廃線跡が現在の汽車道に整備されました。

3月30日の時点で、桜が一本だけ満開になっていました。

汽車道に近く、なおかつ赤レンガの直近にあるというロケーションが売りとなっている一帯ですが、

「風のとおりみち」というタイトルの花壇には、結構心惹かれました。

 

象の鼻パーク

新港中央広場や赤レンガパーク赤レンガ倉庫の向こう側に出てくるのが、象の鼻パーク内、山下臨港線プロムナード沿いに置かれた花壇の様子です。この流れはさらに日本大通りへと続きます。

 

日本大通り

横浜発祥の地である日本大通りも、みなとガーデンの出展エリアです。

他県からの出展が目立つエリアでしたが、お隣静岡出展の富士山をふもとから。

現在も日本大通りの中心となっている、”キングの塔”(=神奈川県庁本庁舎)前のフラワーゲートです。キングの塔とは神奈川県庁の本庁舎の呼び名で、他ジャックの塔(横浜市開港記念会館)、クイーンの塔(横浜税関)と合わせて横浜三塔と呼ばれます。

フラワーゲートの下部にはピンクのチューリップ。

自治体出展花壇の以外の花壇も、横浜スタジアムのある横浜公園手前まで続きます。

タイトルとURLをコピーしました