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【港町の四季】秋雨と港の見える丘公園(元町中華街駅最寄り、山手本通り沿い)
港の見える丘公園へ
秋の長雨と”丘の公園”
暑かった夏もようやく落ち着きを見せ始めている今日この頃。なんとなくぐずつく天気に肌寒さが加算されはじめたという”秋の長雨”の中、港の見える丘公園(横浜市公式サイト)まで。
この日の雨は、しとしとと時間をかけて降ってくるタイプの雨でした。
Tシャツ一枚で大丈夫とはいえやや不安がよぎらなくもないという、夏の終わりを感じさせる日中の気温は21度前後。午前中早い時間から降り出した雨は正午を過ぎても止む気配が無く、時に小降りになりながら延々降り続いていました。
平日休日問わず、晴天であれば日中からにぎわう”丘公園”も、雨の日はしっとり大人し目です。まっすぐ歩けば外国人墓地に行き当たるという公園前から伸びる道はまた、山手本通りのスタート地点に位置する道でもありますが、ここが閑散としているのも”雨の日”ならではです。
展望台付近も、
香りの庭も、
双方をつなぐ階段も、
イングリッシュ・ローズの庭入り口から望む庭園内・横浜市イギリス館方面も、どこか”雨天・お休み”モードを感じさせます。
イングリッシュ・ローズの庭
イギリス館の館内には明かりがついているのが分かりますが、もちろん、休館日(毎月第四水曜日、年末年始)以外は開館しています。山手の西洋館見学目的であれば、雨の日はねらい目なのかもしれません。
庭園内から臨むベイブリッジは、雨でうっすらかすんでいます。
雨に濡れた歩道を写真に残すとどこか川の流れっぽく見えたりするというあたり、この雰囲気の中にあってはしっとり落ち着いた風情を感じますが、
秋のバラの季節を前にした庭園内は、
未だ盛期の華やかさには及んでいません。
それでも冬季のわずかな期間以外、どこかしらで華やかさが保たれています。
横浜市イギリス館の裏手にあたる山手111番館前のロータリー界隈では、早くも秋を思わせるススキが見ごろを迎えています。