【ちょっと懐かしい沿線風景】休日の江の島歩き

鎌倉・湘南街歩き

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分38秒です。

【ちょっと懐かしい沿線風景】休日の江の島歩き

ちょっと懐かしい風景

ほんの3~4年前まで、休日の割と朝早い時間に「なんか今日は丸一日、どこかに出かけて来たいな~!」なんて気分になることがありました。朝から雲一つない快晴ですなんて日には特にそうなりがちなところがあったのですが、そういうときは結果的に、かなりの高率で実行に移すことになります。

「そういう気分になったのに、何もなかった」という一日にするのが、なんかもったいないような気分になってしまうんですよね。

今現在は世の事情が事情なだけに、中々そういう旅を実行しようとしても気分的に難しいことが多く、結果そういう感覚自体にどこか懐かしいものを感じたりするようになってしまいましたが、この時もそんな感じでなんとなく江の島を目指した休日となりました。

今から4年目、2017年晩夏の風景です。

 

国道134号線と江ノ電

休日のものとしては割といつも通り、午前中でもお昼近くなると、海沿いは結構カツカツ気味の渋滞が始まります。

サイドミラーにもその様子が微妙に写りこんでいますが、しばらく停まってから動く、しばしの徐行が続いた後に又しばらく停まる、そしてまた動くの繰り返しで海岸線を走る、毎度の休日といった感じです。

なんですけど、由比ガ浜から七里ガ浜の海岸線って、砂浜のすぐ横を並走するので、不快感ほとんどないんです。

特に海側の下り車線でそのことを強く感じますが、この時も「まぁぼちぼち流れてるね」という気分の中、一路江の島を目指しました。

 

海産物と冷たい飲み物

ということで、江の島入りです。

雲一つないような快晴の日の外出では、自然との触れ合い自体も大きな目的の一つではあるのですが、やっぱり「いつもとは違った、美味しいものを食べたい!」

ここもかなり大きいんですよね。

値段もそれなりですが、ハマグリ、サザエ、カキ、ホタテ等々。ぱっと見ただけでもたまりません。

ということで、生シラスとネギトロのようなものが乗った、丼ものをいただきました。

 

江の島弁財天・仲見世通り

島の南端にある駐車場に車を入れた後、江の島大橋方向に戻る形で進む途上で昼食を取り、そのまま江の島弁財天の仲見世通りへ向かったのですが、

今となってはこの無警戒な(=マスクゼロの)人混み自体をどこか懐かしく感じてしまうという、江島神社の大鳥居に続く道です。

ここを通るとノリと雰囲気でなんとなく食べてしまうという、たこせんべい(公式サイト)。

この時も、この後で続々人が並びだした記憶がありますが、

たこさんカードを持って並んでしばし、

タコ一匹分のせんべい、美味しかったです。

おなかは大分満たされましたが、江の島周遊はまだまだ始まったばかり。

早速大鳥居が近づいてきます。

 

江島神社と三柱の女神様

江ノ島・江島神社(公式サイト)には、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと、奥津宮)、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと、中津宮)、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと、辺津宮)という三柱(三姉妹)の女神様が祀られていますが、江戸時代には江島弁財天信仰の聖地として、江島詣での対象となりました。

三柱の女神様は合わせて江島大神と称されていますが、現在も、安芸の宮島(厳島神社・大願寺)、近江の竹生島(宝厳寺)と並んで、江の島・江島弁財天は日本三大弁財天の一つと数えられています(リンクはそれぞれ、公式サイトです)。

 

辺津宮(へつみや)とピンクの絵馬

大鳥居から江島弁財天・辺津宮への途上、

進行方向右手にきらびやかな一角が目に入ります。

枝分かれしている二つの幹が根っこでは一つになっていることから「結びの樹」と呼ばれ、周囲に架けられたピンクの絵馬の大半は、恋愛成就を祈願したものではないかと推測されます。

江ノ島の名所の一つですね。

似たような近場の人気スポットには夜の湘南平(平塚市。公式サイト)がありますが、一日江ノ島で楽しんだ後に湘南平を目指すなんてコースを回ることも可能です。

 

江ノ島からの風景

ヨットハーバー

山の上から、七里ガ浜・由比ガ浜方面です。

洋上にはヨットが結構出ているのが分かります。

木々の隙間から見ると秘密基地っぽいですが、

江の島にはヨットハーバー(公式サイト)もあるんですよね。

 

山二つ

「山二つ」と呼ばれている、

江の島内にある二つの山と山の間のエリアからの眺めでは、

山と山の隙間が波に打たれ、浸食されていることもわかります。

同時に、「江戸の日本橋よりオランダまで境無し」、

だから海の守りを厳重にすべきだといった18世紀の兵学者・経世家である林子平の気持ちがちょっとわかるような(?)気がする、雄大な水平線が望めます。

 

奥津宮

源頼朝が寄進したと伝えられる鳥居と、その奥にあるのは江島大神の一柱、奥津宮です。

 

稚児ヶ淵(ちごがふち)

「江島大神」の残りの一柱である中津宮をはじめ、他にも江の島内の見どころはたくさんあるのですが、この日はこのまま海に面した岩場、稚児ヶ淵まで降りることにしました。

ところで、「稚児」というのは表向き寺社で雑用などを勤める子供を指す語ですが、隠された意味として、男色の相手方となる少年を指す場合があります。

他ならぬ稚児ヶ淵の由来となった「稚児」がまさに後者の意味を持っているのですが、とある稚児がとあるお坊さんに見初められたが、その愛の重さ(?)に耐え切れず、ここから身を投げて命を絶ってしまったという悲話に由来しているようです。

日本で三指に入る恋愛成就の女神様が祀られた神社があるその陰には、どこか悲しい物語も潜んでいたんだという、江の島の歴史を感じさせられる”逸話”の積みかさねですね。

そんな稚児ヶ淵ですが、

岩場に出る前の時点で海側に突き出しているのが見えてきます。

三浦半島の城ヶ島にも似たようなスポットがありますが、

下に降りてみると、すぐそこまで波が入り込んできているのが感じられます。

三浦半島の南端同様、相模湾にも太平洋からの波がバンバン来るので、迫力もあるんですよね。

 

べんてん丸

ということで、この時は何ゆえに稚児ヶ淵まで降りてきたのかといえば、

とても山を登って復路を帰る気力が無かったからでしたということで、

ここから帰りの船に乗船しました。

目的地は江の島大橋の入り口付近、これでこの日の江の島歩きはお開きとなりました。

この時の江の島詣でで写真を残せなかった主な江ノ島内スポットとしては、例えば辺津宮・結びの樹と相性が良さそうな龍恋の鐘(ここに架ける南京錠は江の島の仲見世でも購入できます)の他、辺津宮奥津宮と並ぶ江島大神の一柱である中津宮、頂上付近の名所である展望台やサムエル・コッキング苑等々が挙げられます(リンクはそれぞれ、公式サイトのリンクです)。

 

アクセス/公式サイト

江ノ島(藤沢市観光公式)

 

江島神社

 

アクセス

公共交通機関を利用する場合、小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅か、江ノ電江ノ島駅/湘南モノレール湘南江の島駅が最寄りで、それぞれ駅から江の島までは徒歩圏内です。

 

タイトルとURLをコピーしました