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【首都圏小旅行/箱根七福神めぐりの旅 その5】湖尻峠から芦ノ湖スカイラインへ
湖尻峠パーキング
芦ノ湖スカイラインの入り口は、ロープウェイの桃源台駅からも、箱根レイクホテルからも近いところ、県道75号線(箱根レイクホテル前や、ロープウェイの桃源台駅前に通された道)沿いにあります。
全線通行すると800円かかるのですが、天候如何では「値段分以上」を思わせる景観抜群の有料道路です。
桃源台駅付近から料金所へ向かう道路を走り、料金所を超えると割とすぐのところに舗装されていないパーキングスペース(湖尻峠駐車場)がありますが、まず、ここからの眺めが中々のものなんですよ。
一般用の登山道ではないようですが、ここからも歩いて下れるようです。
このパーキングスペースのある地点=湖尻峠から、箱根スカイライン方向への道と、芦ノ湖スカイライン方向への道に分岐します。
湖尻峠パーキングからだと、向かって左側は箱根スカイライン方面。芦ノ湖スカイラインは向かって右側に進みます(桃源台から入って、湖尻峠に車を停めずにそのまま進むのであれば、「箱根」へは右折、「芦ノ湖」へは左折です)。
箱根スカイラインは御殿場方向に向かう有料道路で、道中には箱根芦ノ湖展望公園や富士見ヶ丘公園などのビュースポットがあります。
芦ノ湖スカイライン方向には二本の道が伸びているのがわかりますが、
写真左側に伸びた道が芦ノ湖スカイライン、右側に伸びた下りの道は、静岡の裾野市方面へ向かう県道337号線です。
ここまでの通行料が100円、残り700円は(桃源台入り口でもらったチケットを見せた上で)出口の料金所で払うことになりますが、ともあれ、今回は実際に芦ノ湖スカイラインを走ってみました。
湖尻峠パーキング通過後、最初のパーキングから。
ススキの向こうに富士山という、実に箱根っぽい一枚。
この先も、割といたるところにビューポイント(パーキング)が設けられています。
そのすべてが絶景で、晴れていれば大体どこからでも富士山を望むことが可能です。
三国峠パーキング
三国峠から。やはり富士山が見えています。
新潟・長野・群馬の県境にも三国峠がありますが、箱根の三国峠は、かつての相模・駿河・伊豆三国(現在であれば、神奈川・静岡両県)の国境に位置する三国山の峠であることに、その名の由来があります。
命(みこと)の泉
三国峠の次の駐車スポットは、日本武尊由来の”命(みこと)の泉”。
パーキングの向かいのエリアには鳥居が作られていて、
残念ながら飲用には適さないようですが、今も湧き水が湧いています。
この日朝から低く垂れこめた雲が、類稀な豪傑でありながらも同時に悲運を背負っていたという、日本武尊の生涯を思わせるような空気を作っていたように感じたというか、どこか荘厳な気持ちにさせられました。
杓子峠パーキング
杓子(しゃくし)峠は、レストハウス一つ手前のパーキングスポットです。
芦ノ湖スカイライン・レストハウス
レストハウス”レイクビュー”からの風景。
芦ノ湖スカイラインには、芦ノ湖側の”レイクビュー“、富士山側の”フジビュー“と、杓子峠パーキングの隣に二つのレストハウスがあるのですが、これはレイクビューからの風景です。
芦ノ湖がどこかミニチュアの世界の湖のように見えてしまうという、レストハウス傍からの景観も抜群なのですが、小高い丘の上には展望台も用意されています。
パノラマ展望台方面への道はちょっとしたハイキングコースのようになっていて、延々歩くというようなこともなく、割とお手軽に上ることが出来ます。
通行止めとなっているハイキングコースは、経路図を見る限り、山道を延々歩くコースとなっているようですが、パノラマ展望台への道は、気軽に登れるカジュアルな山道といった感じです。
ススキに囲まれた原っぱを登りつつ、
後ろを振り返れば右下にレイクビュー、中央の湖は芦ノ湖です。
レイクビューのすぐ右側は、芦ノ湖スカイラインの本線です。
展望台に向かって淡々と続く遊歩道。
展望台からの風景。
この後も、料金所までの区間で眺めのいい景色が続きました。
(続く)
アクセス
芦ノ湖スカイライン・入り口(県道75号線沿い、桃源台側)
芦ノ湖スカイライン・湖尻峠パーキング
芦ノ湖スカイラインレストハウス・レイクビュー
芦ノ湖スカイライン・フジビュー