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【00年代の函館 その5】百万ドルの夜景 -函館山-
函館山の山頂へ
函館山から望める夜景は、イタリアのナポリ(ポジリポの丘)や香港(ヴィクトリア・ピーク=太平山)の夜景と共に”世界三大夜景”の一つと称えられていて、函館の公式観光サイトで推されているのはもちろんのこと(函館市公式観光情報 “函館山展望台“)、北海道全般を対象とした観光サイトでも、同様に夜景が推されています(ex.Good Day北海道 “函館山からの夜景“など)。
現在のように観光地として拓かれる以前、元々戦前には帝国陸軍の要塞だった時期を持っていた(参考:函館建青会 “函館山要塞“、函館タウンナビ “函館山要塞跡“など)ため、結果的に函館山の自然が守られたという面もあったようです。
雪の季節以外であれば観光バス、路線バス、タクシー、マイカーでのアクセスの他、徒歩での山頂までの登山も可能ですが、冬季は登山道が閉鎖されます(参考:函館市地域交流まちづくりセンター “【2021】函館山登山道(車両)冬季通行止めのお知らせ“)。
ということで、通年でのアクセス手段は、ロープウェイ(函館山ロープウェイ公式サイト)一択となるのですが、ロープウェイ乗り場自体は函館の中心部にあるので、その意味でのロケーションもかなり良好です(参考:函館市公式観光情報 “函館山へのアクセス、最新早わかりガイド“)。
昼間の函館山からの風景
元々夜景が綺麗なスポットです。必然的に昼間の風景にしても相応の保証はついてくるわけですが、以下の写真は、”夜景”撮影とほぼ同時期に撮影した写真です。
函館名物である、林立するキリスト教系の教会の向こうに見える港や、
日暮れ後に”100万ドルの夜景”となる風景、
雪国、北の国を感じさせる雪山風景や、
雲の隙間から差し込む日差しが幻想的な、津軽海峡方面の風景などなど。
昼間の風景にしてもまずまずです。しかし、本番はやはり夜なんですね。
100万ドルの夜景
今から約15年ほど前の写真ですということもあって、残念ながら、ガラケーで撮った写真が手元に(=PCのHDD内に)残されているのみなのですが、
この日は確か昼間からものすごく天気が良くて、夜もそのままの天気が続いていたため、すごくきれいな夜景が見れそうだという予感は日中からあって、日暮れ後も結局その予感がそのまま的中したような日だったことは今でも覚えています。
確か、観光バスのガイドさん曰く「ここまで夜景がきれいに見える日も珍しい」というくらいの、いわば”夜景の大当たり日”だったんですよね。
ということで”100万ドル”と評判の夜景は、噂に違わず、本当に滅茶苦茶綺麗でした(ちなみに、ここで挙げた二枚の写真は似ていますが、別の写真です)。
ご当地バンド”GLAY”の曲であれば、”ずっと二人で”(GLAY公式)あたりがバッチリハマって来そうなキラキラ感があったのですが、残念ながら時期的に当時はまだカメラにハマる前夜で、そもそも僕自身に写真を撮る習慣自体がほぼなかった時代だったので、それでも写したガラケー写真が何枚か残されているのみでした。
うーん・・・。
でも今となってはこれはこれで、という感じですね。