【国内小旅行/冬の終わりの札幌へ その9】狸小路商店街を端から端までwalking!

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【国内小旅行/冬の終わりの札幌へ その9】狸小路商店街を端から端までwalking!

狸小路商店街へ

少し早めの夕食を取りに外出した際、北海道最古の商店街の一つで、150年近い歴史を持つ狸小路商店街を、端から端まで歩いてみました。

狸小路商店街は、1丁目〜7丁目までの7ブロックに分かれていて、商店街の総距離は約1キロ、町と町の間には信号があります(交差点ごとに、全六個)。

雪の多い北海道ならではということで全範囲がアーケードで覆われ、なおかつ中心部(3丁目目と4丁目の間)には市電の駅や、地下鉄南北線の駅への入り口もあります。地下鉄駅への入り口は、ただ地下鉄の駅につながっていくタイプの入り口ではなく、地下鉄の駅とセットになっている地下街に通じていくタイプの入り口ですね。

ちょっと雰囲気を味わってみよう程度のつもりで出向いたのですが、ただ歩いているだけでも楽しい商店街で、気がついたら端から端まで二往復ほどしていました。今回はお土産と夜食を買っただけで終わりましたが、狸小路には実用品からエンタメまで、割となんでもあります。

ドラッグストアがあればペット屋さんもある、カラオケがあれば楽器屋さんがあって、各種アミューズメントもある、おしゃれなバーもあればメイド喫茶もある、お土産屋さんもある、焼肉もジンギスカンもある、たこ焼きもある、お寿司屋さんもある、レストランもある、ホテルもある、等々。

観光客も地元の人も楽しめるような商店街に見えましたということで、以下、歩いた時の様子をまとめてみました。

 

一丁目/二丁目

狸小路一丁目の入り口付近です。

創成川に隣接していて、大通公園のテレビ塔も見えていますが、人工の川である創成川の上の部分はちょっとした広場っぽくなっています。

川の向こう側にあるのは、これまた有名なスポットである二条市場です。狸小路のすぐ隣に位置している二条市場の海鮮、本当においしいらしいですね。

ということで、いざ狸小路へ。一番東側から、西に向かって町名の数字が増えていきます。

商店街内ところどころに、歩行者専用を指示する鉄製の立て板が置かれていますが、全てに狸のイラストが入っています。

一丁目と二丁目の境目付近には大きいディスプレイが用意されている他、

二丁目に入るとペット屋さんがあったり、

おなじみコメダ珈琲の地下にはメイド喫茶があったり、

実用性とおしゃれと居心地のよさを、遊び心で整えたような商店街に見えます。

規模の大きい楽器屋さんもありました。かなりガチっぽいお店です。通り沿いからのぱっと見でも、相当な数のギターが売られているのが分かります。

音楽教室があったりライブハウスを手配してくれたりというサービスまで、お店を通して請け負ってくれるようですが、そのあたり、全国規模で展開している大手の楽器店並みのサービスですね。

楽器や音楽好きな人であれば、観光客であったとしても、ほぼ間違いなくここで興味を引っ張られてしまうことになるでしょう。

 

三丁目

ということで、さらに狸小路二丁目から、

三丁目へ。

狸小路三丁目には、コンテナを改造したようなボックスで営業しているお店があったり、

地下鉄駅と地下街への入り口があったりして、

一見して中心部っぽいたたずまいとなっていますが、さらに歩いて四丁目エリア方向へ進むと、

三丁目と四丁目の間には、すすきのから大通公園方面へ向かう市電が通されているのがわかります。

もちろん、乗り場も交差点付近に用意されているのですが、

ここで偶然見かけたのが、札幌生まれのボーカロイド・初音ミクのラッピング電車でした。

遠目から一発でわかる程度には目立っていて、写真を撮っている人も結構いました。

ペイントされている”SNOW MIKU 2021“というイベント開催に合わせたラッピングだったようです。

もちろん、ラッピング以外の普通の市電もバンバン走っているので、

すすきのの交差点付近で行違う市電に札幌の繁華街を感じたように、それぞれ三丁目サイド、四丁目サイドを行き来する市電に「狸小路の真ん中」を感じさせられたりします。

やはりここにもファイターズのペナントがありました。上沢投手バージョンです。

この通りを札幌駅と反対方向に歩いていくと、すすきのの交差点前に出ます。

 

四丁目

四丁目に入ると、歩道の中央にはマスクをしたたぬきの人形が置かれていますが、

他にはなんと家系ラーメンがあったり、

お土産屋さんがあったりします。

お土産屋さんに関してはもっと狸小路内の色々なところにあるのかなと思っていたのですが、それほど多くなかったのも意外といえば意外でした。その分TANUKIYAさんには色々な品が置いてあるので、お土産ショッピングをするのも結構楽しい時間となります。

 

五丁目

さらに進んで五丁目へと向かうと、

本陣狸大明神社、通称狸神社があります。

狸小路商店街の100周年を記念して作られた狸神社は、元々四丁目に作られたのち、五丁目に移転されたようです。

他、このレモネードのお店(COOL DE LEMON.=クールドレモン)も、結構光っていました。月額2500円で毎日一杯レモネードが飲めるようです。

3日~4日に一回程度飲みに行けば十分元が取れそうな価格設定ですが、一か月皆勤すれば、一杯約80円で、飛び切りの材料を使ったレモネードが毎日飲める計算となります。

狸小路に近いところに住んでいる、あるいは学校職場の近くに狸小路があるというような利点があって、なおかつレモン・レモネードが好きなら、通わない理由が無いようなお店にすら見えてきますね。

付近にはガチャのお店もあります。特にガチャ好きというわけではないのですが、

こういう店構えを見ると引き込まれるように入ってしまいたくなるのもまた、人情ですね。割と普通のガチャが多かった記憶があります。

二丁目のお店に比べるとお店の規模は小さいですが、それでも壁一面にびっしりギターとストラップがかけられている様子が、通り沿いからうかがえます。ここも楽器屋さんですね。一つの商店街に楽器屋さんが二軒って、中々音楽好きに優しい商店街な気がします。

他、狸小路の五丁目では、商店街の中にホテルがあったことにも結構びっくりしました。しかも、二軒(からくさホテルVISTA SAPPORO)が軒を並べています。

どちらのホテルも綺麗な上、施設も整っていて、なおかつ結構廉価で宿泊できるようなので、このロケーションとも併せて考えるとかなりお得じゃないでしょうか。

ということは、この先更に六丁目に進んでいった時に、改めて思わされました。

 

六丁目

狸小路の六丁目で目を惹かれたのは、五丁目同様、通り沿いにホテル(ドーミーイン)があるということと、

あとは狸小路から派生した細かい路地にもお店が軒を連ねているというところでしょうか。

結構おいしそうなお店がたくさんあります。魚介類を使ったお店が多めですが、やはりジンギスカンもラインナップに加わっています。

 

七丁目

さらに六丁目から、

七丁目へ。

七丁目界隈はぱっと見閑散としているように見えたのですが、

入り口付近に早速通好みっぽい雰囲気を醸すお店があったり、

いかにも狸小路っぽい、おしゃれなバーがあったり、

中古レコード店にはシャッターアートがあったりと、ぼちぼち見どころはありました。

しかし狸小路、楽器屋さん2軒に中古レコード屋さんまであるって、すごく玄人好みするというか、通好みしそうだというか、そんな雰囲気を感じなくもなかったですね。ほかにもメイド喫茶、レモネードのお店、割と何でもそろうお土産屋さん、北海道なのに家系ラーメン、通りから派生する飲食店街、最近の流行や需要をしっかり抑えたホテル等々と、「150年の歴史を持つ」商店街に個人的に抱いていたどこか保守的なイメージとは、かなり違った実態を感じることが出来ました。

 

総じて

歩いているだけでも楽しくなる商店街です。目当てのお店が何軒かあれば、狸小路だけで半日以上時間をつぶせるのではないでしょうか。そんなことも感じました。

「一丁目から七丁目まで歩く」と一丁目の時点で思うと結構距離があるように感じるのですが(逆も然りです)、いざ歩いてみるとそこまでの長さは感じませんでした。全長1キロだと、商店街としてはかなりの規模を感じさせますが、なんだかんだ、歩けてしまう距離です。

1~7丁目まで、どこも均等に面白かった記憶がありますが、特ににぎやかだったのはやはり市電の両サイドにあたる3・4丁目付近でしょうか。他2丁目には結構面白いお店が多かったような記憶がありますし、ホテルがある5・6丁目も中々インパクトがありました。

両端にあたる1丁目と7丁目ですが、1丁目は今回定休日のお店が多かったので、なんとも言い難い面があります。

「狸小路7丁目」と、なぜか唯一手書きっぽい看板を掲げている7丁目は、やや寂れた感が強めで、ここだけぱっと見でちょっと雰囲気が違うようにも感じました。ただし入ってみれば割と普通の商店街で、見るところを見ればおしゃれな店もある、隠れ家っぽいお店もある、あとは通り全体により生活感が強めに出ているようにも感じました。

通い詰めると面白くなって来るのは、案外7丁目のようなエリアなのかもしれませんね。

狸小路に寄るだけでも十分楽しめますが、恐らく二条市場と併せて狸小路に寄るとさらに楽しめるのでしょうということで、周辺環境との兼ね合いでは、ラッピング市電を見れたことはラッキーでしたが、二条市場に寄れなかったことが少々残念ではありました。

 

(続く)

 

アクセス/公式サイト

狸小路商店街公式サイト

 

アクセス

地図では五丁目付近にピンがさしてありますが、商店街は地図上ここから左右に伸びていて、市電の狸小路駅は三丁目と四丁目の間です。

横浜出身・在住。現在、主に横浜(みなとみらい線沿線中心)の街歩きガイド記事を書いています。鎌倉・江ノ電沿線街歩きや箱根エリアの他国内小旅行記事をはじめ、その他の話題もボチボチ。サイトへのご意見・ご感想等々は、お手数ですがPCからお願いします。

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